時間術を長期的な視点で考える『最強の人生時間術』
今日は、こちらの『最強の人生時間術』を読みました。
人生スパンで考える時間術
人生のスパンで考える時間術について書かれています。
効率的にということも書かれていますが、人生の長さを考えた、長期的な時間術も書かれています。
これが、他の時間術の本とは少し違ったところでしょう。
必要なのは、時間の「ギアチェンジ」
一分一秒を争って時間を短縮するための具体的な方法は、後ほどご紹介しますので、ここでは時間を節約するためには、時間を使うときのギアを最低でも二つ以上持って、場面にあわせて意識的に「ギアチェンジ」をすることが必要なのだということを憶えておいてください。
普段でも、メリハリが大切ということですが、長期的にも、時間の使い方のギアチェンジが大切ということです。
20代と50代の時間の使い方は違うということです。
たしかに、体力的にも違ってくるでしょうから、変化はあるのでしょう。
年代によって「ギア」を変えるか?
この本では、変えたほうが良いということです。
たしかに、体力なども変わってくるでしょうから、変えざるをえないというのはあると思います。
また、経験から来る知識によって、変わってくるというのもありでしょう。
しかし、全力でいつも時間を使いたい。いつまでも、そういう考えでいるというのもありなように思えます。
このあたりは、その人が、どんなことを成し遂げたいのかで違ってくるのではないでしょうか。
次を効率よくスタートさせる「仕事の終え方」
時間を節約するためには、「仕事の終え方」も重要です。
一般的には、仕事は区切りがいいところで終えるという人が多いのですが、翌日の時間を節約するためには、仕事は切りのいいところで終えてはいけません。
ある作家は、その日の仕事を終えるときは、必ず次の書き出しの一行を書いておくと言います。
切りのいいところで終える。
そうすると気持ちがいいです。
だから、ちょうど終えられるところで終えるというのは、いいと思います。
ただ、次の効率を考えると、終わったところのさらに先までやっておくと良いのだろうと思いました。
例えば、ブログも、明日の記事の始まりぐらいは書いておくと、効率よく記事を書き始めることができそうですね。
次を考えておく
ブログの例で言えば、次の記事のことを考えておくと、余裕ができて良いですよね。
仕事も、前倒しして、次の仕事を考える時間を作っておけば、余裕ができて、仕事の質もあげられる。そう感じます。
次を考えて、次を準備する。
時間の有効活用や効率化には、必要なことでしょう。
長期的な時間術
仕事の時間術というと、やはり効率的に短時間でという話が多いです。
たしかに、忙しい人が多いでしょうから、こういうノウハウは役に立ちます。
加えて、長期的な時間術も知っておくと良いということが、この本からわかります。
ギアチェンジをするか・しないか。
そういうことを考える。
自分のだいたいの人生の流れを考えてみる。
そんなふうなことを考えるきっかけに、この本をしてみると良いのだと思いました。