プレゼンでまず考えることとは?『ガー・レイノルズ シンプルプレゼン』
このところ、プレゼンテーションの本を読んで学んでいます。
今日は、こちらの『ガー・レイノルズ シンプルプレゼン』を読みました。

- 作者: ガー・レイノルズ,日経ビジネスアソシエ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/03/31
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 75回
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『プレゼンテーションZEN』の著者による、プレゼンについて書かれたものです。
『シンプルプレゼン』から、とくに印象に残ったことを紹介します。
聴衆の「チェンジ(変化)」を真っ先に考える
すべてのプレゼンは、聴衆のアーク(円弧)を考えることから始まります。聴衆の意識や行動を、どういう状態(ビフォー)から、どのような状態(アフター)に変えたいかを考えるのです。何よりも優先して行なう作業です。
プレゼンでは、まず聴衆がどのように変わるかを考えることから始めるということです。
プレゼンを聴いた人が、どうなるのか?
ここを考えるということです。
プレゼンというと、どんな表現をするかとか、スライドをどうするかということを考えてしまいがちかもしれません。
しかし、まずは、ここからということです。
シンプルプレゼンの基本知識
すべてを伝えなければ、相手に伝わらないと考えるのは誤り。むしろ、要素を減らしたほうが伝わる。
伝えたい気持ちが強いと、たくさんのことを伝えたくなる。
そういうふうになってしまうかもしれません。
しかし、数多くのことを伝えても、複雑になってよくわからないということになってしまっては意味が無いでしょう。
よくわからないからつまらない。と伝わらなければ、聴衆が変わることもないでしょうから。
こちらでも、3点ルールということが書かれていました。伝えたいことは絞ったほうがよいということです。
プレゼンだけではもったいない『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼンテーション』から学べること - 読書で本から学ぶブログ

- 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どういう変化を考えるかで伝え方は変わる
この本では、スライドの使い方や写真の使い方の基本なども、もちろん紹介されています。
それらも、聴いている人たちにどういう変化をしてもらいたいかで変わってくるはずです。
目的が決まってこその方法ということです。
ここを考えてから、この本で紹介されている「シンプルプレゼン」を実践すると、伝わりやすくなって、「変化(チェンジ)」を起こせるでしょう。
プレゼンテーションを行なう目的がはっきりしている人が読んでみると良い本です。

- 作者: ガー・レイノルズ,日経ビジネスアソシエ
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