『仕事力を高めるデジタル文章術』
このところ文章術が、また気になっています。
ということで、今日は『仕事力を高めるデジタル文章術』を読みました。
感情移入しやすい文章とは?
漢字の比率が低く、和語が多い文章は、相手にやさしい感じを与えます。
和語と漢語。
この使い方で、文章の印象が変わる。
そういうことが書かれていました。
和語を使うと、やさしい感じになる。
ひらがなを使うと、やさしい感じになりますよね。
そういう文章のほうが、やさしいことを表現したいなら、感情移入しやすいでしょう。
返事がむずかしいメールは2回に分けて
まず、相手のメールを読んだことを伝え、返事には少し時間がかかるので了承してほしい旨を伝える
こうしておけば相手は、安心します。相手は、自分のメールが届いている、さらに、相手が返信内容を考えていることが確認できます。
考える時間が必要なこともありますよね。
そういうときは、またあとで返信しますと、一旦メールしておくと良いということです。
文章術というのとは少し離れているかもしれませんが、文章を書く前に、こういうことも考えておくと、人間関係や伝わりやすさなども変わってくるところはあるのではないでしょうか。
文章で自分を表現する
この『仕事力を高めるデジタル文章術』は、文章術とありますが、どういう文章を書くと良いかはあまり書かれていません。
文章を書くための、環境というのか、日本語の変換効率などが書かれています。
どういう文章が機能するかなどを知りたい人は、『伝わる・揺さぶる!文章を書く』などを読んでみると良いですね。
機能する文章の7つの要件『伝わる・揺さぶる!文章を書く』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
『仕事力を高めるデジタル文章術』
デジタル文章術ということで、文字の日本語変換についても書かれていたりします。
たしかに、日本語の変換効率は問題というか面倒なところがあります。
それらをどうするかを考えるというのは、たしかにありますね。
どうすると良いかについても書かれていますが、ただ、現状はむずかしいところかなとも思います。
全体として、文章術ということなのですが、ちょっと中途半端な感じの本になってしまっているような感がありますね。
もう少し突っ込んだ話があると良いのだろうと思います。
初心者向けの感じの本になっています。