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うまいと言われる文章7つの条件『言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方』

文章。

伝わらないと感じることはありますよね。

今日は、こちらの『言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方』を読みました。

 

言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方

言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方

 

 

とてもわかりやすい本でした。

文章の基本的なところから知りたい人が読んでみると良いと思います。

 

うまいと言われる文章7つの条件

1 言葉の出し惜しみをしない

2 論旨をはっきりさせる

3 矛盾することを書かない

4 あいまいな書き方をしない

5 うろ覚えなら辞書にあたる

6 「くどい表現」はスッキリさせる

7 「手垢のついた表現」は避ける

 

うまい文章の7つの条件だそうです。

これらが揃うと良いのでしょうね。

 

1と2がむずかしそうでした。

要は、読み手にわかりやすく説明するということだと思ったのですが、これが、なかなかむずかしい。

自分が知っていることと読み手が知っていることに違いがあるので、どこまで説明して、どこを省くか。

こういうことを考え過ぎると、文章を書けなくなってしまいそうです。

読み手にわかることを、まずは意識したいです。

 

あとの5つは、意識して実践すればできそうなことですね。

1と2は、むずかしそうですが、これら7つを適度に意識したいところです。

 

だらだらと長い文章は、読んでもらえない

「〜はですが、それで〜したいと思うのですが、私は〜だったのですが、やはり〜で、でも〜で」というように複数の事柄を続けて書くと、締りのない文、掴みどころのない文になります。

こういう「ですが」で続けていく文章だと、わかりにくいですよね。

わかりやすくしたいなら、一文一意で、簡潔な方がわかりますね。

 

そして、だらだらと記事が長いと読む時間もかかります。

忙しい相手には、簡潔に書けると良いと思います。

 

目次

第1章 この文章は、どこがおかしい? …「推敲」してみよう
第2章 まずは文章の骨格を整える …主語と述語は明確に
第3章 ムダを省いて、たるんだ文章を引き締める! …文章には適当な長さがある
第4章 不自然な文には「い・な・だ揉み」 …形容詞・形容動詞に強くなる
第5章 「て・に・を・は」を整えて、文章の表情を作る …助詞を正しく使おう
第6章 接続詞で流れを良くする …接続詞は必要なときだけ使う
第7章 点ひとつで、文章の意味が変わる …読点の打ち方を工夫しよう
など

 

主語・述語、形容詞・形容動詞、助詞、接続詞などについても書かれています。

わかっている人にはわかっていることでしょう。

このあたりは、これから文章を書きたいという人に、参考になりますね。

 

うまい文章?

うまい文章とは、どういうことか。

まずは、言いたいことが伝わる、ということがあるのだろうと思います。

誤解されない文章ということです。

そして、あとは、文章の巧拙というよりも、「視点」や「経験」が、驚きや新しさや共感ということがあると、うまいというか、おもしろい、読みたい文章になるのでしょう。

「わかりやすさ」と「おもしろさ」。

この2つが、読まれる文章ということになるのかもしれません。

 

そこに、表現などが上手だと、うまい文章ということになっていきそうですね。

言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方

言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方

 

 

そういう意味では、芥川龍之介太宰治から文章を学ぶというのは良さそうですね。

何から文章を学ぶか?『芥川・太宰に学ぶ心をつかむ文章講座』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座

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