読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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ハーバード大学も提唱する「自分の意見の作り方」3ステップ『「自分で考える力」の授業』

自分で考えるとは?

どういうことなのでしょうか?

ふと、そんなことを思ったので、こちらの『世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業』を読んでみました。

世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業

世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業

 

わかりやすくて読んで良かったです。

次に紹介する「自分の意見の作り方」も良かったのですが、「本当に理解できているかをチェックする方法」など、参考になることが多かったです。

 

ハーバード大学も提唱する「自分の意見の作り方」3ステップ

Step1 あることについて自分はどれだけ理解しているのか、確認する

Step2 あることについて理解できていないことは何かを把握し、「理解できていないこと」を解決するために、調べる

Step3 自分の意見を持つ

 

理解度の確認 → 調べる → 自分の意見を持つ

こういうステップで考えていく、自分の意見を持ちやすいということです。

 

良い疑問を持つ

Step2とStep3のあいだに何かがないと、なかなか意見を持たないような気もします。

おそらく、この本でも、少し触れられていますが、質問を見つける「疑問を持つ」ということがあるのではないかと思います。

それも、良い疑問を。

良い質問の作り方についても、この本で書かれています。

それは、読んでもらうとして、重要なことを質問する、疑問として持つと良いだろうと思っています。

「本質」的なことにつながるような質問です。

 

良い質問をするには?

重要なことに疑問を持つと良いのだろうと思います。

たとえば、仕事の効率を上げるには?よりも、もっと人の役に立つには?のほうが、答えられたときに、有意義かもしれません。

このあたりは、『イシューからはじめよ』などで考えてみると良いかと思います。

良い質問が良い答えにつながる『イシューからはじめよ』 - 読書で本から学ぶブログ

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

 

自分の意見を持つには、良い質問をすること

そう考えてくると、自分の意見を持つには、良い疑問を持つ、良い質問をすることなのかもしれません。

なぜなら、質問に答えられないとしたら、理解できていないということがわかります。

理解できていないことがわかったら、調べてみる。

そして、自分なりの「答え」を考えてみる。

 

質問で理解度を確認 → 調べる → 自分なりの答え=意見

 

ということになるでしょう。

 

自分で考えるとは、良い質問をして、自分なりの答えを見つけること

そして、ここまで来ると、自分で考えるということは、良い質問をして、自分なりの「答え」を見つけることと言えるのかもしれません。

自分で考えたら、意見が出てくるでしょう。

意見を出すには、疑問・質問を見つけて、それに答えるようにする。

 

自分なりに、疑問・質問を考えること。

これが、自分で考えるということなのかもしれません。

 

 

といったことを、この本を読んで考えました。

私は、こう考えましたが、他の人が読めば、他の意見もあるでしょう。

「自分で考える」ということを考えたい人には、良い一冊だと思いました。

自分で考えるということを考えたい人は、手に取ってみてください。

 

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