『「話し方」の心理学』論理と感情を併せ持つコミュニケーションは?
コミュニケーション。
ロジカルや論理も大切ですが、心理や感情も大切ですよね。
ということで、今日はこちらの『「話し方」の心理学』を読みました。
「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック (Best of business)
- 作者: ジェシー・S.ニーレンバーグ,Jesse S. Nirenberg,小川敏子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 85回
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人の感情への3つの対処法
1 感情を表現させる
2 相手に自分自身の感情を自覚させる
3 批判せず、相手の感情を受容する
感情を抑えるようにするのではなく、表現してもらう。
それは、質問などで聞く。
「嫌だと思っているの?」といった質問で聞いてみて、どう感じているかを聞く。
そうして、相手に自分の感情を自覚できるようにして、感情に対しては、理解を示す。
批判すると、自分を守ろうとしてしまうので、批判はしない。
説得するための4つのルール
1 こちらのはたらきかけを受け入れてもらう下地をつくる
2 相手からの質問や疑問は新しい考えを受け入れる下地があるというサイン
3 相手が説得を受け入れられる状態になるまで、反論しない
4 相手の考えを知り、弱点を見つける
説得する際には、相手が、受け入れられる状態になるまで待つというか、こちらから反論せずに、質問していくというのが良いということです。
質問していく中で、受け入れられそうだと思えたら、「こういう考え方もあるのでは?」と伝えていく。
無理に説得するというよりは、相手が受け入れられるまで待つということですね。
質問を使っていく
この本、全体で、質問をうまく使っていくというのがありました。
相手の感情を聞く。意見を聞く。
そうして、別の考え方もあるということを、質問で聞く。
受け入れられると、相手の考えや意見が変わっていく。
論理と感情を併せ持つコミュニケーション
『察しない男 説明しない女』相手に合わせたコミュニケーション - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方
- 作者: 五百田達成
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- 発売日: 2014/07/30
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男は論理、女は感情。
ステレオタイプ的に言えば、こういう感じのコミュニケーションでしょう。
男女ともに、通じるとしたら、論理と感情を併せ持つコミュニケーションなのだと思います。
それは、一つには、質問のコミュニケーションと言えるのだろうと思いました。
『「話し方」の心理学』
「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック (Best of business)
- 作者: ジェシー・S.ニーレンバーグ,Jesse S. Nirenberg,小川敏子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/10
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他にも、話し方について参考になることが、いろいろとありました。
話し方の心理。
このあたりを知って、会話を出来るようになると、もっと有意義で楽しい会話ができるようになるのではないでしょうか。
会話に興味がある人には、面白いと思うので、読んでみると良いですね。