『察しない男 説明しない女』相手に合わせたコミュニケーション
男と女のコミュニケーション。
むずかしかったりするところもあるかもしれません。
ということで、今日は、こちらの『察しない男 説明しない女』を読みました。
察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方
- 作者: 五百田達成
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/07/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
男は察しない、女は説明しない
男女のコミュニケーションの最大の違いとしてよく挙げられるのは、「男は察しが悪いけど、女は察しがいい」というものです。
「男は察しが悪いけれど、女は察しがいい」の合わせ鏡として、「男は説明好きだけど、女は説明下手(それどころか説明しない)」という言葉もよく耳にします。
男は察しない、女は説明しない。
一般論というか、ステレオタイプというか、そういう話で、こういうことは言われますよね。
もちろん、男でも察しが良いけれど、説明しない人もいますし、女でも察しが悪いけれど、説明好きな人もいるでしょう。
男と女と考えるよりは、察っしないタイプと、説明しないタイプというように、考えてみると、男女の差以外にも使えますね。
男はギラギラしたい、女はキラキラしたい
男は、貪欲に「出世」を追い求めます。
一方、女は、
自分が「キラキラ」輝いていられる仕事・職場かどうかを見ているのです。
仕事での男女の違いということです。
最近では、出世したくない人も多いようですから、キラキラというか、やりがいや自分らしさを求める人が多いのかもしれません。
これは、◯◯さんにしか頼めない仕事だから
自分らしさややりがいを求めている人には、こんな言葉がモチベーションアップにつながるということです。
ギラギラを求めている人には
絶対に勝ちにいきましょう!
が良いということです。
察するのは無理だと思う
この本を読んでみると、相手に合わせたコミュニケーションが大切ということになるのだと思います。
ただ、思うのは、全部察するのは無理だと思います。
だから、基本的には、説明しないとわからない。
そういうスタンスを持つほうが、周りとうまくコミュニケーションがとれるのではないでしょうか。
説明しないでわかってほしいという気持ちはわかりますが、エスパーではないので、現実的に考えると無理でしょう。
説明し過ぎでわからない
また、説明し過ぎるとわからなくなるというのもありますよね。
わかりやすい説明ができると良い。
これが、コミュニケーションの基本なのだろうと思います。
そうなると、ロジカルシンキング+思いやり。
これぐらいが、ちょうどいいのでしょうね。
自分のコミュニケーションの方法に合わせない人に怒る人がいますが、わからなくても、わかりあおうとするのが大切。
こういう考え方ができると良いのだろうと、コミュニケーションのやり方が違う人について書かれている、この本を読んで思いました。
察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方
- 作者: 五百田達成
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/07/31
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ちなみに、この続編というか、会話術についての本は、すでに紹介しています。
『「察しない男」と「説明しない女」のモメない会話術』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
こちらは、もっと具体的に会話術が書かれているので、具体的なことを知りたい人には、こちらのほうがわかりやすいかと思います。
Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る