『10年間勉強しても英語が上達しない日本人のための新英語学習法』
英語の勉強。
しているけれど、英語が上達しない。
そういうのはあると思います。
この『10年間勉強しても英語が上達しない日本人のための新英語学習法』では、そんな人のための勉強法を教えてれくれています。
10年間勉強しても英語が上達しない日本人のための新英語学習法 A NEW WAY TO LEARN ENGLISH FOR ALL JAPANESE
- 作者: ロジャー・パルバース,小川綾
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2015/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
この本の内容は、こんな感じになっています。
目次
1 日本人が知らない、英語がたどった複雑な歴史を知る(英語習得に必要な大前提は、まず「英語の歴史」を知ること
第一の「渡来」―ヨーロッパ大陸からのローマ軍の侵攻と統治 ほか)
2 英語は「文字」ではなく、「音」と「イメージ」から学ぶ(言葉の「意味」と「発音」は、常に時代とともに変化していく
日本人にとって英語が難しいのは、日本語にはない「母音」が多いため ほか)
3 語彙を飛躍的に増やす、日本人のための「1‐3‐5メソッド」(大英帝国の発展とともに英語の語彙は激増し、ついに「近代英語」が確立された
微妙なニュアンスを表現するときの、日本語と英語の決定的な違いとは ほか)
4 英語の難所を乗り越える(「語順」が絶対であること
「句動詞」の代表例その1 put up with ほか)
5 日本人のための、マルパ・実践的英語上達法(本当に英語がうまくなるための大前提1 リラックス!
本当に英語がうまくなるための大前提2 「自分」に自信を持つ! ほか)
とくに、語彙の増やし方などが参考になったので、紹介します。
10,000の単語を覚えても、10歳の子供の英語しか話せない
一般的に、英語のネイティブスピーカーは、6歳の時点で約6,000語、12歳での時点ではその倍の12,000の数の単語を知っているのです。
つまり、あなたが10,000語を習得したとしても、まだやっとネイティブスピーカーの10歳児と同じレベルぐらいでしか話せないということです。
10,000の英単語では、10歳児の英語ぐらいしか話せないということです。
一般的な成人ネイティブスピーカーは、20,000〜35,000語の語彙量を持っていなければならないとされています。
成人では、20,000〜35,000語だそうです。
多いですね。
これだけ覚えないと、成人並みには英語を話せないということになりそうですね。
みなさんが、英語を本気でマスターしたいと思うならば、次の三つの最も大切なことを学ばなくてはなりません。
それは、
1に、ボキャブラリー。
2に、ボキャブラリー。
3に、(すでにお察しのとおり)ボキャブラリー。
です。
語彙が大切ということです。
たしかに、単語の意味がわからないと、英語はわからないというのはありますよね。
単語の意味がわかれば、たいていわかるでしょう。
だから、語彙を増やすことが大切というわけです。
語彙を飛躍的に増やす「1−3−5メソッド」
安心していただきたいのは、みなさんの目指す15,000語のなかには、これまで見てきたように、ある一つの単語から派生し、意味や音が似たような別の単語も含まれます。それらも数のうちに入れるので、実は15,000語といってもそんなに驚くほどの量ではないということです。
ここでは、1つの単語から、3つ、5つと単語を覚えていく方法が紹介されていました。
mobileからmobility、mobilize、immnbile、immobility、immobilizeといったかんじです。
こうやって覚えれば、3000語を覚えたら、その5倍の15,000語を覚えるのもむずかしくないということです。
英単語を一つ一つ覚えるのは非効率
英単語を一つひとつ覚えるのは非効率ということです。
関連している単語をまとめて覚えてしまえば、覚えやすいですし、数も稼げます。
いずれにしても、一つ一つ覚えるのは、非効率ということが書かれていました。
たしかにそうですよね。
関連性や、反意語、類義語などを覚えたら、覚えやすそうです。
こういうところの工夫で変わってくるというのはあると思いました。
英単語を覚えること
英文法がある程度わかったら、あとは、英単語をどれだけ知っているかというのはあると思います。
なので、英単語をたくさん覚えるというのはありますね。
そして、こちらの本では、興味のある分野から覚えると、覚えやすいというのも書かれていました。
興味を持っている分野。 そこから英単語を覚えていく。 こうすると、覚えやすく効率的ということです。
英単語を覚えるには?『脳科学的に正しい英語学習法』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
自分が興味が無いことは、記憶に残りにくく、逆に興味があることは、記憶に残りやすいからということです。
こういうことも考えると、英単語を覚えやすくなるのでしょうね。
『10年間勉強しても英語が上達しない日本人のための新英語学習法』
10年間勉強しても英語が上達しない日本人のための新英語学習法 A NEW WAY TO LEARN ENGLISH FOR ALL JAPANESE
- 作者: ロジャー・パルバース,小川綾
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2015/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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勉強法が悪いと、だらだら時間をかけただけで、身につかないというのはあると思います。
英語を話せるようになりたいという人は、勉強法を考えてみるというのはありますよね。
勉強しているのに、英語が上達しないという人は読んでみると良いと思います。
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