アイデアを行動につなげる4ステップ『ビジュアル・ミーティング』
このところ、会議術やミーティングについての本を読んでいます。
効率化などにつながりそうに感じるところがあります。
今日は、こちらの『ビジュアル・ミーティング』を読みました。
ビジュアル・ミーティング 予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術
- 作者: デビッド・シベット,監訳:堀公俊,株式会社トライローグ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本
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ビジュアルミーティングということで、図や絵で、ミーティングを活性化させようということです。
ビジュアル化は誰でもできる
とはいえ、絵は描けないと思ったりしたのですが、図などであれば描けそうな気がしてきました。
というのは、席順を丸と名前で書くとか、基本的な図形を描くやリストを書くなど、本格的な絵を描くわけではないからです。
マインドマップも紹介されていて、それぐらいの図解でも、思考を助けるものであれば良いのだろうと思います。
アイデアを行動につなげる4ステップ
1 Imagine:取り組むことを想像する
2 Engage:信頼しあえる関係を築く
3 Think:智恵を集結して思考する
4 Enact:成果に向けて行動する
そうやって、図解などでアイデアを出して、そのアイデアを行動につながるには、このような4つのステップがあるということです。
この本では、これらにおいて、どうやってビジュアルやグラフィックを使うかということが書かれています。
SPOT分析
フレームワークもいくつか紹介されていました。
たとえば、SWOT分析というものがありますが、WeaknessをProblemに変えて、SPOT分析というものが紹介されていました。
問題を、強みや機会、脅威から考えるということです。
69項目200種類のフレームワークが紹介されている本『ビジネス・フレームワーク』【書評・感想】
ビジュアルでミーティングの理解を
ビジュアルを使って話し合うと、言葉だけで話し合うより、理解が深まりやすいということがあります。
そう考えると、図解などを自分でもできると、ミーティングがより円滑に進むということもあるでしょう。
この本で紹介されているのものは、うまい絵ということでもありません。
ちょっとした図を描く。
その程度でも良いのだろうと思いました。
絵を描くことが目的ではないので、うまいに越したことはないのですが、わかるということがより重要なのだと思います。
私も、少し図なども打ち合わせやミーティングで使ってみたいです。
ミーティングでビジュアルを使いたいという人が読むと、参考になっておもしろく読めるでしょう。
ビジュアル・ミーティング 予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術
- 作者: デビッド・シベット,監訳:堀公俊,株式会社トライローグ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本
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