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会社で評価されるには?入社1年目から使える「評価される」技術【書評・感想】

今日は、こちらの『入社1年目から使える「評価される」技術』を読みました。

入社1年目から使える「評価される」技術

入社1年目から使える「評価される」技術

  • 作者: 横山信治
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

正当に評価される人は、評価されるように行動している。評価される技術がある。

そういうことがわかる本です。評価される43の技術が紹介されています。

人からあまり努力を評価されないという人や、新入社員の人などが読まれると良いと思いました。

 

評価される人は、分け隔てなく人と接する

誰にでも丁寧に対応する人は、相手がどんな立場の人であろうと、同じように接するでしょう。でも、利害関係がないような人であれば、会釈もせずに書類を片手で奪うように受け取るかもしれません。何かミスをしようものならクレームを言うこともあるでしょう。

 つまり、人は気を抜いた瞬間に本音が出るということです。

それを観察している人は、実は一人や二人ではありません。意外と多いと知っておいてください。

周りは意外と見ています。

とくに、マイナスの行動をすると、それはすぐに広まったりするものでしょう。

例えば、ネットなどでも、批判している人がいますが、周りには、私は批判する人ですとアピールしていることにもなります。

逆に、誰とでも分け隔てなく「対等に接する」。こういうことは、意外と行うのはむずかしいですし、あまり高く評価されるものでもないかもしれません。

それでも、丁寧な人というようなことは、伝わっているでしょう。人は意外と見ている、というのはあります。

 

評価される人は、上司の自尊心を傷つけない

いばる上司に対する対応は、実はすごく簡単です。

いばるという行為は、自分をもっと認めろというアピールです。自分より弱い立場の相手(部下)にそのような行為をするときは、上司が内心劣等感を抱いているときです。

このときが、上司に好かれる絶好のチャンスなのです。上司が褒めてほしいというシグナルを送ってくれているのですから、どんどん褒めてあげましょう。

褒め方がわからなければ、上司がいばっているワードを繰り返すだけで構いません。

いばるというのは、認めて欲しいということ。

こういうのはあるでしょう。

だから、褒めるなどで認める。相手を認めれば、いいということです。

自尊心を傷つけないようにするということです。

これは、上司に限らず、誰に対しても同じでしょう。

そういう意味でも、批判はあまりしないほうがよいでしょうし、いばっている上司には反論などはしないほうが懸命でしょう。

この本でも、「反論した」部下が左遷されたという例が紹介されていました。

 

評価される人は、感謝の気持ちを忘れない

たとえ本人の実力の結果であっても、仕事は周りの人の力を借りないと目標を達成できません。ここで「感謝」の気持ちを忘れると、周りがサポートしてくれなくなります。

どんなに実力があっても、周りの人を味方につけないと連続して成功することはできません。

会社では、多くの人と関わって仕事をします。

一人では、大きな成果は出せないでしょう。

周りへの感謝。

こういうものがないと、周りは協力してくれなくなります。

そうすれば、目標を達成することはできないでしょう。

感謝は大切です。

 

評価されたければ、評価される技術を

会社で、評価されなくてもいい。

そういう人もいると思います。

ただ、そう考えていたら、そう行動するでしょうから、評価はされないでしょう。

自分の思った通りに評価されないはずです。思った通りになることでしょう。

ただ、良い評価がされないと、自分がやりたいことを思ったとおりには、やりにくいです。給料も上がらないでしょう。

たいてい、企業では「実績」のある、成果を上げた人が、「やりたいようにやれる」ようになっています。

実績というのは、評価されたから実績なのであって、評価されなければ、ただの結果です。

 

言われてみれば当たり前ができているか

この本で書かれている技術は、ある意味、言われてみれば当たり前のことのように思います。

しかし、できているかというとどうでしょうか。

 

評価されるように行動していないとしたら、評価されないのは当たり前でしょう。

もっと正当に評価されたい。そういう人が読んでみると、評価されるために、どんな評価される技術が必要なのかを知ることができます。

 

入社1年目から使える「評価される」技術

入社1年目から使える「評価される」技術

 
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