戦わない生き方とは『戦わない生き方』
こちらの『戦わない生き方』を読みました。
戦う生き方。
格好良いかもしれませんが、平和ではないですよね。
平和に生きたいなら、戦わないというのはあると思います。
目次
1章 「戦い」とは―私が戦い続けてきた結果(「戦う」ことでの現実
なぜ、人は「戦う」のか ほか)
2章 戦わないための準備―アプローチを変える方法(上司は「嫌い」でOK!
「悪口」の対処方法 ほか)
3章 与える生き方―与えることの意味と実践(「求める」人にならず「与える」人になる
「与えて損する」ことはない ほか)
4章 それでも戦いはある―相手はまだ気づいていない(「だから言ったじゃない」を連発する上司
「俺は聞いていない」と言ってしまう上司 ほか)
5章 「戦わない」生き方―究極の成功法則(「ストレス耐性」を身につける
「チャレンジ」する! ほか)
戦いをやめたほうがいい理由
私は基本的には、戦いはやめたほうがいいと考えています。戦わない生き方を推奨しているのは、道徳観からではありません。私たちの住む世界で、自分の目的を達成するためには「戦わない生き方」が一番有利だからです。
戦うと、敵を作ります。
そうなると、目的を達成するのは、むずかしくなる。
だから、戦わない生き方が有利ということです。
著者の横山氏は、若い頃は戦っていたそうです。
そうしたら、病気になって、左遷されたとのこと。
たしかに、戦うことで、得られることもあるかもしれませんが、ネガティブなことも起こりやすくなる。
戦わないというのは、やはり良さそうですよね。
戦わない生き方とは
「戦わない生き方」というのは、周囲が自然と応援してくれるような行動を選択することです。
そのためには、
自分に魅力をつける。
目的を持って行動する。
人のためになることをする。
人に先に与える。
相手を傷つけない。
相手の自己重要感を満たす。
さらに、戦いを挑まれてもうまく避けるということも含まれます。
周囲が応援してくれるような行動を選ぶ。
これが、戦わない生き方ということです。
応援したくなるような行動を選ぶ。
そうしていれば、自分の目的を達成しやすくなりますよね。
具体的なことを知りたい人は、この本を読んでみてください。
競争からちょっと離れる
『競争からちょっと離れると、人生はうまくいく』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
他人の評価を下げても、自分の評価は上がらない 悪口の背後にも「競争」が見え隠れします。他人の評価を下げることで、自分がそれより上であるかのように見せるーー。 これは明らかに競争意識でしょう。 他人の評価が下がることにはなるのかもしれません。 ただ、だからと言って、自分の評価が上がるかは疑問のところがありますね。 自分が何かをやったわけではないでしょうから。 他人のことを下げようとする人は、他人を下げたい人なのだなと周りから見られることにもなると思います。
『競争からちょっと離れると、人生はうまくいく』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
他人の評価を下げても、自分の評価は上がらない。
競争から離れるというのも、戦わない生き方ですね。
戦うなら、自分と闘うのがいいのでしょう。
『戦わない生き方』
戦わない。
意外とむずかしいかもしれません。
戦いたくなるときもあるでしょう。
どんなときには、戦うかということも書かれています。
戦うのが好きな人は、自分と闘うと良いのではないかと思いました。
自分の目標を達成するために、自分が努力する。
そういった方向ですね。
人と戦うと、やはり誰かが傷つくでしょうし、自分も傷つく。
そして、得たいものも得られなかったら、何のために戦うのかもわからないですし。