『お金は「歴史」で儲けなさい』
投資は、長期投資が大切。
そんなことを聞きますよね。
『お金は「歴史」で儲けなさい』では、歴史から投資などについて書かれています。
<目次>
第1章 100年単位で株価はこう動く
第2章 インフレ時代を前に知っておくべきこと
第3章 戦争と株価の不都合な真実
第4章 バブルは利用するもの
第5章 イノベーションで儲ける鉄則
第6章 金と石油、そして通貨をめぐる攻防
第7章 長期投資は安全に儲かるのか
第8章 未来を見据えた投資戦略
20年単位の長期トレンドを見極める
株価というのは、短期的にはランダムに動くことで知られていますが、ある一定の期間、トレンドを形成することもわかっています。これは長期でも同じで、株式市場には約20年程度の長期的なトレンドが存在します。
株式市場には、約20年ぐらいの長期的なトレンドがあるということです。
日本の今はというと、長期低迷期だそうです。
そろそろ終わるかというと、どうでしょうか。
インフレになる可能性があるということです。
アメリカの動きを中心に投資戦略を考える
こうした状況を総合的に考えると、他国と比べて相対的に有利な立場にあり、持続的な経済成長が期待できる米国の動きを中心に、今後の投資戦略を考えるべきということになります。
アメリカが、相対的に他国に比べて成長しやすい状況にあるということで、アメリカを中心に、これからの投資戦略を考えると良さそうということです。
アメリカの場合は、優良銘柄を選べば良いと書かれています。
あとは、日本の場合なども書かれています。
このあたりを知りたい人は、この本を読んでみてください。
長期トレンドを把握する
短期で投資をするのでなければ、やはり長期トレンドを把握するというのは大切でしょう。
だから、歴史から考えてみるというのはありますよね。
そして、そう考えると、やはりアメリカがしばらくは調子が良さそうということになります。
そこから考えてみると、長期の投資戦略は、自ずとわかってくるということになりますね。
投資で大切なこと
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5.無知を知る 予測できる範囲が限りがあるということを知っていること。これが大切ということです。 未来はどうなるか、わかりません。だから、未来について無知であると考えて、行動する。 未来についてだけではなく、他のこともわかっていると思わないようにしたほうが良いでしょうね。自分のことだってわからないのに、他人や世界のことなど簡単にはわからないでしょうから。
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投資で大切なことは、無知を知るということかもしれませんね。
すべてがわかるなら、確実に儲けられるでしょう。
しかし、全知ではないので、そこまではできません。
だから、わかっている範囲でリスクを負う。
こういうことが大切なのでしょうね。
そういう意味で、お金などの知識を増やすというのは大切だなと思います。
知ることで、リスクを負えるところがどこまでかわかって、広くなるでしょうから。