プロとして働くとは?『プロフェッショナルサラリーマン』
プロとは?
サラリーマンをやっていると、一度くらいは考えたことがあることなのではないでしょうか。
今日は、こちらの『プロフェッショナルサラリーマン』を読みました。
プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術
- 作者: 俣野成敏
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2011/11/15
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 122回
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プロは仕事を「つくって」「回して」「稼ぐ」
この本でいうプロフェッショナルサラリーマンとは、自分で仕事を「つくって」「回して」「稼ぐ」ことができる社員のことです。それ以外のサラリーマンはどんなに役職が上でも、どんなに社歴が長くても、本書では、わかりやすくするためにアマチュアサラリーマンと呼ぶことにします。
プロは、与えられた仕事以上のことをして、円滑に仕事を回し、利益を稼ぐ。
こういう人のことを言うとのことです。
そして、このようなプロフェッショナルサラリーマンになるにはどうしたら良いかということが、この本では書かれています。
プロは仕事が9、私生活が1のつもりで働く
ワークライフバランスをとろうとするのは、プロフェッショナルになってからでいい。今は仕事に全力投球すべきです。世の中で結果を出している人は、必ずどこかの時間に狂ったように何かに取り組んだ経験があるものです。
アマチュアのときは、まだプロになれていないといないときは、仕事を中心に生活をするということです。
仕事が9は極端過ぎるかと、個人的には思います。
ただ、少なくとも仕事時間内には、仕事に全力投球する。自分で仕事をつくって稼げていないとしたら、与えられた仕事に対してそうするというのは必要でしょう。
プロはダメ上司の「3つの特徴」を知っている
ダメ上司の3つの特徴
1 未来の構想ではなく過去の武勇を語る
2 社内政治には長けているけれど、業界外に人脈がない
3 判断能力もなければ愛もない
ダメ上司の3つの特徴とはこういうことだそうです。
「未来を作る」ような上司でないと、やはりついていきたいとは思わないでしょう。
判断ができない上司は、困ります。
こんな上司にならないようにする、部下としても、こういうことがないようにできるとより良いでしょう。
プロは決定権がないことを悩まない
決定権がないのに、「何であの人が俺の上司なんだろう」と悩んでいたところで、これは何の意味もありません。悩むのならば、むしろそれにどう適合するかで悩むべきです。そんなことで自分の仕事の出来が左右されてしまうのは愚の骨頂ではないでしょうか。
上司を変えて欲しい。
ダメ上司の下にいる人は、思うかもしれません。
しかし、それは、部下には決定権がありません。だから、悩まない。
自分で決められること、できることをどうするかを考える。これがプロということです。
自分で決められないことは悩まない
自分に決定権がないことは、悩まない。
これは、仕事以外でもそうだと思います。
人間関係で、他人を変えたくなるというのがありますが、変わるか変わらないか決めるのは相手です。
だから、他人を変えることには悩まない。上司や部下の場合もそうでしょう。
自分がどうするか。ここに頭や心を使うということだと思います。
プロフェッショナルとして働く
極端な話もありますが、プロフェッショナルとして働くとはどういうことかを考える参考になると思います。
自分とは違うと思うこともあるかもしれませんが、これは取り入れたいと思うこともあるはずです。
アマチュアからプロフェッショナルサラリーマンとして変わりたい。
そんな人が読んでみると、参考になると思います。
プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術
- 作者: 俣野成敏
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2011/11/15
- メディア: 単行本
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