1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる
未来工業。
その創業者の山田昭男氏が、経営術や働き方などについて、この本では書かれています。

ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる
- 作者: 山田昭男
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちょっと常識とは違った考え方というか経営術、マネジメント術が書かれていておもしろかったです。
まずは、やってみる。未来イズム
「まずはやってみる、やってみてダメだったら元に戻す、あるいは違う方法を考える」という未来イズムだ。
未来工業は、残業禁止ということです。
そしてそのための工夫があるのですが、その精神というか考え方は、まずはやってみるというところにあるということです。
たしかに、やってみてダメなら、元に戻すか違う方法を考えれば良いのですよね。
やってみてうまくいけば、それは、それでいいことですから。
常に考える
未来工業は「改悪」を恐れない。
それで売れなければ、最悪の場合は元に戻せばいい。それから、また考え直せばいい。それなら失敗にはならない。それが未来工業において、「常に考える」ということだ。
未来工業には、「常に考える」というスローガン、標語があります。
それは、こういう意味ということです。
どんどん良くするために、改悪も恐れない。
こうなってくると、アイデアもたくさん出てきて、やってみてからさらにより良くしようということもあるでしょう。
おもしろいですね。
時間を制限するから工夫する
未来工業は、残業禁止で、1日7時間15分で社員全員帰宅するということです。
こうやって労働時間を制限するから、社員が自分で考えて工夫するようになるということです。
また、担当者や社員に任せる、といったことも紹介されていました。
任せれば、自分で考えて、動くようになる。中途半端に任せたりしないで、全部任せる。
そうすると、動くようになる。
おもしろい
おもしろいです。
いろいろな失敗があって良い、ただ同じ失敗はしない。
そんな考え方で、経営している未来工業。
ちょっと常識とは外れたところで商売をすると、結果も違ってくるのでしょうね。
個人レベルで実際にどうやるかというのはあるのですが、発想がおもしろいので、興味深く読むことができました。
こういう考え方や方法もあるということは知っておくと良いのだと思います。

ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる
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