理想の時間割から考えて『結果を出して定時に帰る時短仕事術』
時間は大切ですよね。
このところ、時間を有効活用したいと考えています。
ということで、『結果を出して定時に帰る時短仕事術』を読んでみました。
時短で仕事を行う90の方法が紹介されています。
短い時間で仕事を行いたい。そういう人に、参考になる本だと思いました。
目次
1時間目 残された時間を価値あるものに
2時間目 仕事も人生もうまくいく! 理想の時間割
3時間目 最少の労力で最大の成果を上げる知的生産の方程式
4時間目 必ず目標を実現する! スケジュール&タスク管理術
5時間目 集中力が劇的にアップする! すきまアクションとじっくりアクション
6時間目 時短の達人が教える! 生産性を高める小さな習慣
7時間目 ITを味方につけなければ、生産性戦争に勝てない!
8時間目 最短で問題解決するための時短思考のツール
9時間目 チームの生産性が飛躍的に高まる! 時短会議のススメ
資料編 時短の達人になるためのチェックリスト
こんな感じで、9章で構成されています。
この中からとくに良いと思ったことを紹介します。
理想の時間割から考える
理想の時間割は大事なものからトップオフする。
基礎領域、付加価値領域、業務領域。
この3つの順で、一日の理想の時間の使い方からまず考えてみると良いということです。
基礎領域は、食事とか睡眠の時間などです。
付加価値領域は、勉強時間などです。
業務領域は、現在の仕事ですね。
この時間割を自分の理想と考えるところから考えてみる。そうして、理想に近づけていくという考え方です。
時短を積み重ねて理想に近づけていく
時短というと、小さな時間を積み重ねていく、小さな話のように思えます。
小さなことは大事でないわけではないのですが、どうも細かい話になると、面倒くさいということにもなってしまうかもしれません。
そんなときでも、理想の時間割を作るためにやっていると思えると、時短のための仕事の効率化というものも、嫌だとか面倒だとか思うことが減るような気がしました。
タイピングのスピードで1年で556時間の差がつく
パソコンのタイピングのスピードで、Sクラスが10分あたり900字、Cクラスで400〜600字程度ということです。
1日1万字程度打つとすると、1年で556時間の差がつくということです。
人によっては、1日に1万字も打たないかもしれませんが、タイピングのスピードで効率が変わってくることはわかります。
文章を書くことが多い人は、タイピングのスピードは時短には大切です。
私ももう少し速くして、文章を書くスピードを上げようと思いました。
スケジュール・タスク管理についても
こういった細かいことから、時短には定番のスケジュール・タスク管理といったことも書かれています。
目次に書かれているようなことが、仕事を短時間で行うために必要になりそうな方法が90紹介されています。
これだけ紹介されているので、何かしらやってみようと思えることがあると思います。
時短仕事術を知りたい人は、読んでみて実践すると、仕事が速くなって、時短になるのではないでしょうか。
こちらの記事もどうぞ
「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 - 読書で本から学ぶブログ
Kindle版もあるようです。