買い物は「自分の労働と引き換え」と思え『カイジ「命より重い！」お金の話』

お金。

大切ですよね。

こちらの『カイジ「命より重い！」お金の話』を読みました。

作者: 木暮太一
出版社/メーカー: サンマーク出版
発売日: 2013/04/22
メディア: 単行本（ソフトカバー）
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目次
序章ようこそ、クズのみなさま
第1章給料が少ない……? 現実を見ろ!
第2章金は、自分で守らねばならないのだ!
第3章知らないやつは勝負の前に負けている!
第4章圧倒的勝利を呼ぶ、マネー思考を身につけろ!
終章お金に振り回されないために、本当に必要な力

命よりお金が大切かどうかはわかりませんが、お金、大切でしょう。

お金や経済の知識がないと、お金から自由にはなりにくいということがわかる本でした。

宝くじの当選者はなぜ不幸になるのか？

宝くじに当選した人は、永遠に満たされることのない欲望に自らはまり、当選した金額をすべて使い果たすまで“上”を望み続けるのです。

ここで自らの欲望を止められなければ、結果は一つしかありません。宝くじの賞金を使い果たすまで、豪遊と浪費を続けるのです。こうして宝くじに当選した人も無一文に戻ります。

さらに、ここで止まらずに、借金までして豪遊を続ける人がいます。そして、破産にまで追い込まれ、人によっては惨めな生活になることを苦痛に感じ、自殺してしまうのです。

宝くじの当選者。

あまり幸福にはならないと聞いたりしますよね。

その理由の一つには、欲望を止められなくなって、破産するからということです。

たしかに、こういうこともあるのでしょう。

あとは、周りに当選がわかると、お金をくれという人が集まってきて、うんざりするからというのも、よく聞きます。

宝くじに当たるのはあまり良いことがないとも聞きますよね。

買い物は、「自分の労働と引き換え」と思え

買い物に際して、もう一つ重要な視点があります。

それは、「自分の買いたいものを自分の労働時間に置き換えて考える」ということです。

あなたは、お金を無尽蔵に持っているわけではありませんね。働いて自分で稼ぐのです。1万円稼ぐのに10時間働かなければいけないのであれば、1万円のモノは、10時間分の労働と“引き換え”になります。

この計算で行くと、10万円のモノだとしたら、100時間の労働と引き換えということです。そして、12日以上働かないと、10万円のモノを買えないということになりますね。

月の半分ぐらい働かないと、10万円のモノは買えないということです。

そう考えると、買い物をするときに、どれくらい働かないと買えないかがわかります。

100万円だと、120日以上です。

高いものは、そうそう買えない。

こういうことを感じられます。

給料を上げるには？

では、給料を上げるにはどうしたら良いのでしょうか？

評価されるには？『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話

作者: 木暮太一
出版社/メーカー: サンマーク出版
発売日: 2013/11/28
メディア: 単行本（ソフトカバー）
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評価されたいなら、「価値あること」をすることビジネスの世界、仕事の世界でも、評価されたいなら、価値あることをすることというのは変わらないということなのだと思います。積み上げが「価値」ということですね。ビジネスの世界で給料を増やしたい、稼ぎたい。そう考えるのであれば、価値ある積み上げをする。差をつくる。そういうことが必要で、それが、「勝ち負け」につながっている。そういうことがわかります。
評価されるには？『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

評価されれば、給料は上がるでしょう。

そのためには、価値あることをすることだそうです。

価値ある積み上げをする。

差を作っていく。

そうすると、人とは違った給料になっていくというわけです。