問題解決策を考えるときに、フレームワークを使う『仕事が速くなる!問題解決フレームワーク』
問題解決について、このところ学んだり、考えたりしています。
問題解決の4つのステップから問題解決を考える『世界一やさしい問題解決の授業』 - 読書で本から学ぶブログ
良い質問が良い答えにつながる『イシューからはじめよ』 - 読書で本から学ぶブログ
今日は、こちらの本を読んだのでご紹介します。
問題の解決策を考える際に、フレームワークを使う。
これが、この本のテーマです。
こちらの本のコンパクト版ということです。コンパクト版とは言え、いろいろなフレームワークが紹介されていますので、フレームワークを知りたいという人に良いのではないかと思いました。
過去・現在・未来の視点から、時系列で考える
わたしたちは、過去や現在にとらわれすぎて、未来を考えることがおそろかになりがちです。
未来に目を向けると、他にもっと大切なことが見えてきます。
過去は変えられません。だから、現在は大切です。その現在を未来を良くするためにも使えると、未来はより良くなりやすいのかもしれません。
少なくとも、現在だけを考えているよりは、何をしたら良いかを考えやすくなるように思いました。
というのは、今、私は、問題解決に興味があるのですが、このところ考えていて思うことがあります。問題解決について考えているけれども、これは、たぶん、問題解決というよりも、未来をどうやって作ると良いかを考えているからなのではないかと思うからです。
着実に仕事を進めるプロセス「企画ー設計ー実施」
「企画ー設計ー実施」は、あらゆる仕事や問題解決を進める万能プロセスです。同じ意味で、「概要ー詳細ー具体化」と言い換えることもできます。つまり全体から部分に取りかかるという普遍的なプロセスなのです。
「企画ー設計ー実施」のプロセスは、仕事の進め方や問題解決のプロセスとして、万能型ということです。
企画で全体を把握して、設計で詳細な計画を立て、実施で具体的に実行していく。
こういうことができると、仕事を進めることができ、問題も解決しやすいということです。
フレームワークを知っていると
他にも多くのフレームワークが紹介されています。
フレームワークを知っていると、考えやすいというのが、よくわかります。
問題解決でも、問題に合ったフレームワークを使って考えてみると、解決策が浮かびやすいということがあるのだろうと思いました。
そういう意味でも、フレームワークをあまり知らないという人に、この本は良いように思います。
(すでに知っている人には、簡単すぎるかもしれません。)
問題の解決策を考えるきっかけとして、フレームワークを使う。そういう方法を知ることができた本でした。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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