読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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考える力をつける3つの道具

自分の頭で考えることが大切と言われたりします。

では、どうやって考えると良いのでしょうか。

ということで、今日は、こちらの『考える力をつける3つの道具』を読んでみました。

考える力をつける3つの道具

考える力をつける3つの道具

 

本の概要

この本は、TOC理論という『ザ・ゴール』などで書かれている考え方をわかりやすく説明している本です。

ザ・ゴール コミック版

ザ・ゴール コミック版

 

(『ザ・ゴール』はコミック版がわかりやすいです。『ザ・ゴール』はむずかしいけれど、理解したいという人は読んでみてください。)

ウサギとキリギリスが、協力して成功するためにどうするかということを考えながら、TOCの考え方を知ることができます。

 

考える力をつかえる3つの道具

このごちゃごちゃした現実、もやもやした解決策、どんよりとした将来を解消する「考える力をつける道具」は、たったの3つだけ。「ブランチ」「クラウド」「アンビシャス・ターゲットツリー」。どれも使うのはかんたん。しかも使えば使うほど、考えるのが楽しくなってくる。

 

ブランチは、思考の整理に使えます。

クラウドは、対立を解消できます。

アンビシャス・ターゲットツリーは、目標実現の方法を考えられます。

 

考えるための「道具」

自分の頭で考える。大切ではあるでしょう。

ただ、いきなり考えても、うまく考えられるかはわかりません。

 

こういう考えるための「道具」を知っていて、使ってみると、いきなり考えるよりも考えやすいですし、より良い考えに到達しやすい。

そういうことがわかります。

フレームワーク

ここで紹介されている3つの思考法は、フレームワークとも言えるのではないでしょうか。

dokushohon.hatenablog.com

 フレームワークを知っていると、考えやすいというのはあります。

 だから、フレームワークを知るというのも、自分で考える際には有効でしょう。

 

失敗から学ぶことを楽しむ

失敗そのものは結果にすぎない。失敗という、うわべの結果よりも、その原因に目を向けて解決策を見つけ出すプロセスを、人は楽しむようにできている。そう考えると、失敗から学び続けるプロセスは、本来は楽しいということになるかもしれない。

失敗から学ぶ。

この本は、カメに負けたウサギ、遊んで暮らしていたキリギリスが主人公です。

彼らが、失敗から学んで、どうしたらうまくいくのか、ということを学ぶ過程が話として書かれています。

 

失敗をしたいという人はあまりいないでしょう。

ただ、その失敗から学ぶことができれば、そして、その過程を楽しめれば、失敗も単なる失敗ではなくなる。

そういう意味でも、この本を読んでみるというのはおもしろいと思います。

『ザ・ゴール』のコミック版などと合わせて読むと良いと思いました。

考える力をつける3つの道具

考える力をつける3つの道具

 

 

ザ・ゴール コミック版

ザ・ゴール コミック版