『労働時間革命 残業削減で業績向上! その仕組みが分かる』仕事と生活のバランス
今年の私のテーマの1つは時短です。
なるべく時短して、定時で帰る。
仕事の効率化などをテーマにしています。
目次
序章 「長時間労働の是正」が国家の重要施策になるまで
第1章 長時間労働は「勝つための手段」ではなく「負けている原因」
第2章 課題山積、仕事は増え、人は減らされている職場でも労働時間革命は起こせる
第3章 労働時間革命に効く万能薬はないが、不可能な職場もない
第4章 労働時間革命が出生率を上げる
第5章 労働時間革命は一人ひとりがすぐに始められる
終章 国家予算を膨張させないために、今すぐ労働時間革命を
スウェーデンでは1日6時間労働に
CNNによると、スウェーデンの職場で1日の労働時間を8時間から6時間に短縮したら効率が上がり、従業員の意欲も高まったという報告が相次いでいるそうです。
スウェーデンでは1日6時間制の試験導入が進んでいるそうです。
短時間で仕事を終えようと効率が高まり、私生活も充実させやすいということのようです。
6時間労働いいですね。
これぐらいが良いかなと、個人的には思っています。
なので、6時間で仕事を終わらせられるようにできたら、きっと残業があっても、そこまで帰宅が遅くはならないでしょう。
なので、個人的には、6時間労働を目指したいと思っています。
変革に失敗する企業と成功する企業の違い
働き方見直しに成功する企業と失敗する企業の差は何ですか?とよく聞かれます。現場が「トップがこうだから、現場が取り組んでも無駄だと」言い、経営陣は「現場に無駄があるから残業があるんだろう」と言い、お互いのせいにして、向こうが先に変わるべきと思考停止する企業は失敗します。
やはり、誰かのせいにしているとうまくいかないですよね、
経営陣も現場も、お互いが協力して、どうにかする。
こう考えると良いのでしょう。
そして、これがむずかしいわけですが。
経営トップから
とは言え、従業員から時短しましょうというのは、むずかしいとは思いました。
そういうことも書かれているのですが、さすがに、一般の従業員が言っても、変わりにくいかなと。
課長とか部長とかでないと、言ってもとり合ってもらえない。部課長でも、トップがだめだと思っていたら、やはりむずかしいと思います。
トップが、時短が大切、働き方を変えて、付加価値をつくっていく。
こういう考え方にならないと、周りから白い目で見られることもあるでしょう。
社長が、わかるということが大切だなと思いました。
そういう意味では、この本では、長時間労働が負ける原因になっているという指摘があって、この本を経営者が読んでみると、短時間労働で高付加価値を目指すことの重要性がわかるのではないかとも思います。
『労働時間革命』で生活も仕事も
働き方を変えたい。
もう少し短時間で働けるなら、働きたい。
そう思っている、サラリーマンは多いのではないかと思います。
ただ、そう思っていても、どうしたらできるのかがわからない。
そういう意味で、この本を読んでみるのはありかもしれません。
ただ、個人の時短術についてはあまり書かれていないので、これを読んでも、時短につながらないかもしれませんが。
これを、経営者などが読んで、変わる必要性を感じてもらえたら、変わっていくこともあるかなと思います。
時短の仕事術は、このあたりをまずは読んでみると良いかもしれません。
時短のために仕事を引き受ける基準を決めているか?『時短シンプル仕事術』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
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