決断力をつけて意思決定を速くするには?『絶対達成する決断力のつけ方』
決めるのが苦手で、もう少し決められるようになりたいと思っています。
ということで、今日は、『絶対達成する決断力のつけ方』を読みました。
まだ読んだだけで実際には行っていないのですが、結論から書くと読んで良かったと思っています。その理由について、内容を紹介しつつ書いておこうと思います。

絶対達成する決断力のつけ方――意思決定が速くなる「ノイズキャンセリング仕事術」
- 作者: 横山信弘
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/05/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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決断力をつける方法
決断力のつけ方とあるように、決断力をつける方法について書かれています。
方法はいろいろ紹介されています。
それぞれ参考にして実践してみようと思っていますが、なかでも、これは良さそうだと思った方法があります。
決断できない人は「三択法」を使おう
それは、三択法という方法です。
レストランのメニューで、松竹梅があると、竹を選ぶ人が多いというのが、人間の心理としてあります。
これを利用するということです。
どういうことかというと、たとえば、買い物で、A:3000円、B:1万円どちらを買うか迷っているとしましょう。ここに、C:3万円を加えると、おそらく1万円を選ぶ人が多いでしょう。
この心理を利用して、たとえば、目標も同じような3択にする。
A:何もしない・現状維持、B:今の倍の目標、C:今の10倍の目標。
こうすると、B:今の倍の目標を選ぶようにする、ということです。
なかなか選べない、決められないなら
二択だと、なかなか選べなかったり、決められなかったりします。これを三択にして、真ん中を選ぶようにするということです。
そう言えば、今私は、iPhone 6とiPhone 6 Plusにするか迷っています。
主に画面の大きさで迷っているのですが、これを、iPhone 6とiPhone 6 Plus、もっと大きなスマホもしくはiPad miniというように三択にすると、iPhone 6 Plusを選ぶということにしやすい、というわけです。
たぶん、触ってから決めると思いますが、こう考えると、iPhone 6 Plusが良さそうに思えてきました。
三択にすると、選びやすい
たしかに、三択は選びやすいように思えます。
そして、目標達成においては、3番目をできそうもないことを考えると、2番目を選べそうな気がします。
私は、もともと決められないところがあったのですが、このところ、自分の目標を考えていて、決められないということを感じていました。
達成できそうもない大きな目標をわざと考えて、その中間ぐらいを実際の目標にする。
こうすると、目標を決められるのではないでしょうか。
目標達成の方法も思いつきやすくなる
そして、この本によると、その目標を達成するような方法もこう考えると、思いつきやすいということです。
というのは、できないと思わなくなりやすいからということです。
できると思う目標の10倍くらいの目標をあえて3番目につくってみると、2番めのできると思う目標ができそうに見えてくる。
そうすると、できるように方法も思いつきやすいということです。
簡単に書くと、こういうことです。
このところ、目標や決めることについて迷っていたので、この本を読んで良かったです。
実際にやってみようと思います。
迷いやすい人は読んでみると、いろいろなるほどなと思うことがあると思いますので、参考にされてみてください。
決めやすくしたい人は、こちらの記事も
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