目標設定の2つのアプローチ『目標達成の技術』
このところ、自分の目標について考えています。
なんとなく、目標の決め方、目標設定についてわかってきたような気がしています。
今日は、『目標達成の技術』を読みました。
タイトルと目次を見るとわかりますが、 目標を達成するための技術、方法について書かれています。
目次
第1章 目標達成の扉
第2章 真の目標設定
第3章 目標達成の障害
第4章 目標達成の原理原則
第5章 達成計画の立案
第6章 信念の力
終章 自分自身との契約
目標設定については、第2章で1章がさかれています。
まずは、目標設定ができたら、この本の他の章に進んでいくと良いと感じました。
ということで、私は、2章がとくに気になりました。2章を紹介しつつ、考えたことなどを書いてみます。
目標を設定するふたつのアプローチ
ビジョン・目標から逆算して
目標設定にはふたつのアプローチ手法があります。自分はどうなりたいのか、人生における成功の状態、幸福感に満ちた状態を明確にイメージするやり方です。
現在から将来のビジョン・目標に向かって
もうひとつは、スタート時点から「いま、何を最優先で実行すべきか」をひたすら考えていく方法です。
こういったふたつのアプローチがあるということです。
未来から考えるのか、現在から考えるのかということだと思います。
あなたが望んでいることは?
人間としての基本的欲求で、どのようなことを求めているか?
どんな生活を望んでいるか?
どんな仕事をしたいか?
という質問が書かれています。さらに細かい選択肢などが紹介されています。
この質問に答えると、自分の望んでいることがわかって、目標を設定しやすくなるということです。
個人の目標とは、こうなりたいという欲望
目標とは、こうなりたいという欲望なのだと思います。
それが土台にあって、期限や具体性などがあると良いということがあるのでしょう。
欲しい物とか、やりたいこと。
そういうものが、目標になるのでしょう。
この本では、目的と目標の違いということも書かれていました。
目的を達成するために、目標を考えるというようなことですが、目的(何のために)も、欲望がもとにあるのかもしれません。
昇進したい、給料アップしたいという目標も、生活を良くしたいやより良い仕事をしたいという目的から出てくるとは思いますが、そういう目的も、欲望なのではないでしょうか。
こうしたい、こうなりたいがないと、目標が決まらない
こうしたい、こうなりたい、◯◯が欲しい、ということがないと、目標は決まらないでしょう。
できる・できないは、ありますが、その前に、したい・欲しいがないと、目標を達成したいとは思いにくいでしょうから。
自分の欲望から、目標を考える
どういう生活をしたいのか?どういう仕事をしたいのか?
こういう欲望から、では、具体的にどこまで行くか、どこまでするか?という目標になってくるのだろうと思います。
欲望を実現するために、目的を考えたり、目標を設定して、さらに計画を立てる。そして実行していく。
こういうことなのだと、この本を読んで思いました。
私が、自分の目標がなかなか決まらないのは、欲望があまりないから、というところもあるような気もします。
逆に言うと、欲望がある人は、目標も立てやすい面があるでしょう。
目標は、「したい」と「できる(できそう)」で考えると良いでしょうけれど、はじめにしたいことや欲望がないと、目標になりようがない、そんなことを考えました。
だから、自分の欲望、したいことや欲しいものから、目標を考える。
わかっている人には当たり前ですが、わたしはどういうことをしたいのか、このあたりを考えたいと思いました。
- 作者: ケンシェルトン,リチャード・H.モリタ
- 出版社/メーカー: イーハトーヴフロンティア
- 発売日: 2005/10/23
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