雑談力が上がる9つのテクニック『雑談力が上がる大事典』
昨日は、こちらの本を読みました。
雑談力が上がる大事典---会話に困ったとき最初のひとことがスッと出てくる!
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール』の実践編ということです。大事典とあるだけあって、さすがにおもしろいです。
雑談力を上げたい、雑談がイマイチなのでどうにかしたい、そういう人が読むとおもしろく読めて役に立つと思います。
その中で、「雑談力が上がる9つのテクニック」というシートが紹介されています。
1.相手の見えているところをほめる
2.まずは肯定・同意する
3.質問で切り返す
4.相手8対自分2で聞き役に回る
5.相手の質問には一問二答で返す
6.相手との共通点を探して覚える
7.時事ネタはすぐ使う
8.日常の疑問はそのまま使える
9.話題を連想して広げる
全部紹介すると多いので、どれも参考になりますが、とくに参考になったことを紹介します。
1.相手の見えているところをほめる
相手のネクタイなど見えているところをほめる。そうすると話題になるということです。たしかに、洋服などは似合っていたら、ほめたり、話題にすれば、それだけで話しになりますよね。
見えているわけですから、話のネタに簡単にできますね。
2.まずは肯定・同意する
これは大事ですよね。雑談だけではなく、否定から入らないというのはあると思います。よほど信頼関係ができていない限り、批判や否定から会話をするというのは、関係を悪くするつもりがないのであればしないでしょう。
まずは肯定・同意する。わかっている人にとっては当たり前ですが、知らない人は知っておくと良いですよね。そういうつもりがなくても、関係を悪化させてしまうかもしれませんから。
4.相手8対自分2で聞き役に回る
これもよく言われる話ですが、話を聴きましょうということです。雑談が苦手な人は、聞き役が多いと思いますが、ただ聞くだけではなく、聴くが大切と言われます。
この本では、お役立ちフレーズとして質問などが紹介されています。聞き手として、話しを盛り上げる質問なども見つかると思います。質問する、聞くのが苦手という人にも良いのではないかと。
5.相手の質問には一問二答で返す
相手の質問に、一つの答えだけ返すのではなく、二つ返す。一つだと話がそこで終わってしまう可能性もあります。二つ返すと、盛り上がれる可能性が増えます。
一つしか答えないと、そっけない感じもありますよね。
「好きな食べ物は何ですか?」「ラーメンです。」よりも、「ラーメンとカレーです。」のほうが良いという感じですね。あまり良い例ではないかもしれませんが。
8.日常の疑問はそのまま使える
普段のちょっとした疑問は、話のネタになるということです。ただし、お互いが共通の知識がありそうな場合だと思います。
「はてなブログのアクセスアップって、どうやると良いかな?」とはてなを知らない人、ブログをやらない人に聞いても盛り上がりませんから(笑)。
共通の話題で、疑問に思っていることを話すと、それなりに盛り上がりますよね。最近だと、「笑って、いいとも!」が終わる話などは話のネタにできたかもしれません。なんで終わるのだろうね、とか。
雑談が苦手だけど雑談力を上げたい
雑談が得意。そういう人には、こういう本は必要ないのでしょうね。でも、雑談が得意と思っていても、聞いている側はそうでなかったりするかもしれません。
雑談が苦手だけど雑談力を上げたい。
そういう人に参考になる本ですね。読むだけでも、結構おもしろいです。そして、やはり使いたい本ではないでしょうか。事典ですからね。
ということで、手に取ってみてくださいませ。
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