むなしさを感じるときはどんなとき?『「むなしさ」を感じたときに読む本』
5月病の季節でしょうか。
また、これから梅雨の季節にもなるでしょう。
むなしさを感じやすい季節かもしれません。
今日は、こちらの『「むなしさ」を感じたときに読む本』を読んでみました。
目次
序章 「むなしさ」は「自分の生き方をチェックすべき」というサイン
第1章 「やっても仕方がない」と思うときの「むなしさ」―自分の人生をコントロールできないとき
第2章 心にぽっかり穴があいたような「むなしさ」―つながりや居場所がないとき
第3章 「同じことの繰り返し」という「むなしさ」
第4章 人生の意義がわからないという「むなしさ」―「やりたいことを見つけよう」に惑わされない
第5章 自分という存在に意義が感じられない「むなしさ」
第6章 「変化」に伴う「むなしさ」
第7章 衝撃によって引き起こされる「むなしさ」
終章 「むなしさ」が強すぎるとき
むなしさを感じるときは心がまいっているとき
最初に確認しておきたいのは、「むなしさ」を感じるときは、心がまいっているときだということです。
ということで、心がまいっているときだそうです。
たしかに、そういうときのように感じます。
心がイマイチ元気ではない。
そういうときですよね。
むなしさを手放す基本方針は「癒やし」
「むなしさ」を感じるときは心がまいっているときなのですから、「むなしさ」を手放す基本方針は「叱咤激励」や「難しい思考」ではなく、「癒やし」です。
心がまいっているときだから、癒やされることがまず必要というわけです。
心がマイナスからゼロになるように、まずする。
ここが基本的には大切ということですね。
結果よりもプロセスを大切にしよう
ここまで見てきたように、人は自分の人生をコントロールできないときに、「むなしさ」を感じるものです。自分の努力が結果に全くと言ってよいほど反映されないからです。自分なんていなくてもよいのではないか、と思うのはそんなときでしょう。
努力しても、結果に反映されない。
そんなときは、むなしいでしょう。
プロセスに注目して、コントロールできることに集中する。
そうすれば、むなしさを感じにくくなるということです。
コントロールできるわけですから。
結果や評価は、必ずしもコントロールできるものではないでしょう。
そうなると、うまくいかないとむなしいということになる。
そうではなくて、コントロールできるプロセスに集中すれば、改善できることもあるので、むなしくなりにくい。
こういうことですね。
むなしさに対処する
この本の目次を見るとわかるように、他のむなしさの対処方法についても書かれています。
むなしくなると、動きたくなくなる。
動かないと、ますます動くのが面倒になる。
悪循環にはまってしまうということもあるでしょう。
そうなる前に、むなしさの対処法を知っておくと、おおごとになる前に、対処できるということになりやすいと思います。
むなしさを感じたとき、感じる前に読んでみると良い本ですね。

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