『アウトプットのスイッチ』アウトプットの質を上げるには?
アウトプットの質を上げたい。
そんなことを考えています。
ということで、今日は、こちらの『アウトプットのスイッチ』を読みました。
水野学氏は、熊本のキャラクター「くまもん」やドコモの「iD」などのデザインをした人だそうです。
売れるアウトプットの考え方について書かれています。
売れるモノと売れないモノの違いは?
売れるモノと売れないモノの違いは何なのか?
ここについて、僕なりの回答を出してみました。
「『アウトプットの質』が売れるか売れないかを決める」
アウトプットの質。
これが、売れるか売れないかを決めるということです。
ブログの話ですが、やはりおもしろくない、役に立たない記事は、読まれないですよね。
ブログは無料ですが、売れるかどうかという話だとお金が関係していきます。
ですから、モノを売るとしたら、アウトプットの質が売れるかどうかを決めるということです。
では、アウトプットの質は、どのようにしたら上がるのでしょうか?
『〜っぽい分類』
対象となる商品やサービスの持つ魅力をさまざまな角度から「分類」することで、本質に近づいていくという方法。
本質に近づいていく。
まずは、そこからアウトプットの質が上がるように考える。
その方法が、『〜っぽい分類』ということです。
『〜っぽい分類』というのは、熊だったら、熊っぽいというのは、どういうことか、ということを考えていくということです。
爪があるとか、色が黒いとか、大きいとか、そういうのが熊っぽさで、このっぽさを探していく。
そうして、そのものの本質をつかんでいく。
そして、さらに、ここからさらに本質を変えていって、アウトプットの質を変えていくということです。
本質=納得感?
なんとなくそれっぽい。
本質というのは、そういうところあたりにある。
いわゆる「〜らしさ」というものもそういうものでしょう。
そういう感じがあるものを探っていく。
こういう「らしさ」や「ぽさ」が、納得感につながるのではないかと思いました。
奇をてらったデザインなどだと、目立ちはするけれども、納得感がないから、受け入れられない。
そうなると、モノを売るという話にはならないでしょう。
だから、本質や「らしさ」を探っていく。
その中で、納得感を見つける。
そして、それをもう少し時代にあったものに変えるなどする。
こうすると、目新しさも手伝って、興味を持ってもらえて、そのうえ、受け入れてもらえる。
行動を促す提案
批判だけでは足りない知的生産の心得『外資系コンサルの知的生産術』【書評・感想】
外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)
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こちらの『外資系コンサルの知的生産術』では、コンサルのアウトプットには、提案が必要ということが書かれていました。
なぜなら、行動につなげる必要があるからということです。
商品などの「アウトプット」にも、売れるという行動につながるようにする必要があるでしょう。
売れないことには、利益も出せす、会社が潰れてしまいます。
そして、商品を使ってもらえないので、作った意味もないでしょうから。
お客様に、受け入れてもらうそういことが必要になってくるでしょう。
だから「っぽさ」や「らしさ」が、受け入れるということにつながるので、大切になってくるのだと思います。
「親近感」と「新しさ」
人が何かに興味を持って、受け入れる。
それには、「新しさ」と「親近感」が必要なのではないでしょうか。
奇抜なものは、目新しさがありますが、受け入れにくい。
新しく変化がないものは、親近感はありますが、あまり目をひかない。
アウトプットに、「親近感」と「新しさ」
そう考えると、アウトプットに「親近感」と「新しさ」があると、比較的興味を持ってもらいやすいのではないでしょうか。
本書では、新しさというよりは、「シズル感」というそのものが欲しくなる感じを表現するということが言われています。
このあたりを知りたい人は、この本を読んでみてください。
文章などだと、売るための文章だと欲しくなるということはもちろんあるのでしょうけれど、そういうことでもない場合は、納得しつつ新しい、そういうものがあると、読む価値があると思えるのではないでしょうか。
そう考えると、この記事の文章には、あまり新しいことが書かれていないようにも思います。
ここに何かしらの新しい情報が加わると、読んで良かった文章になりやすいのでしょうね。
というようなことはありますが、そういうこの文章の質とは関係なく、アウトプットの質を考えたいという人には、参考になる話が書かれていますので、アウトプットの質が気になる方は、この本を読んでみてください。