忙しい時ほど平常心とマイペース『藤田晋の仕事学』
このところ暑い日が続きますね。
なんとなく本を読むのも、億劫になってきます。
だからというわけでもないのですが、簡単に読める本を読みたいのと仕事の本を読みたいと思ったので、今日は、こちらの『藤田晋の仕事学』を読みました。
目次
第1章 職場に不満がある人に
第2章 成長速度を上げたい人に
第3章 円滑な意思疎通のために
第4章 初めて上司になる人に
第5章 自ら考え実現するために
第6章 今すぐ結果を出すために
第7章 オフにも成長するために
第8章 藤田晋の経営者ブログ
忙しい時ほど平常心とマイペース
多忙な時ほど平常心とマイペースを保ち、自分の成長分とキャパシティーを計算して、その範中で優先すべきものを決めるということです。
忙しい時ほど、凡ミスなどをしてしまいがちではないでしょうか。
これは、やはり余裕がないからでしょう。
忙しい時ほど、平常心とマイペースを意識する。
これができると、凡ミスもしなくなるでしょうし、着実に仕事を進められるのではないでしょうか。
結局、自分の能力以上のことはできないのですから、たくさん仕事があっても、平常心とマイペースでやっていくというのが、良さそうですね。
モノマネはダサいが成功の早道
変なこだわりでマネを拒否し、独自性に執着するのはいけません。また、いつまでもモノマネの域から脱しないのもダメです。マネから入り、経験を積んで、そこから独自性を出す。この考えが大切です。
この文章を読んで思ったのは、Appleです。
Appleは、先行はしないですよね。
今あるものを改善というか、洗練させる。
モノマネではないのでしょうけれど、すでにあるものを、改善、洗練させて、ヒットさせる。
そういうことが、ずば抜けてうまい企業なのでしょう。
マネは良くない、ダサい。そういうものかもしれません。
しかし、洗練させれば、成功に近いということです。
藤田晋氏の仕事の考え方がよくわかる
読みやすく書かれているので、理解もしやすいです。
藤田晋氏の仕事の考え方がよくわかります。
一見するとちょっと変わっているけれども、なるほどと思えることが多かったです。
哲学などは、そういうところがありますね。
常識とは少し違って、その説明を読むと、わかる。
そんな感じです。
手軽に読むことができて、参考にもなる。そんな本でした。