読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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持続するやる気をいかに引き出すか『モチベーション3.0』

ふと、やる気について考えたいと思ったので、こちらの『モチベーション3.0』を読み返しました。

『モチベーション3.0』

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

 

この本では、持続するやる気について、書かれています。

内発的動機と外発的動機

アメとムチが、モチベーションに効かない理由が書かれています。

アメとムチは、外発的動機で、外部からやる気を引き出すという方法です。

ご褒美があるから、がんばれる、やる気になる。

そういことはあります。

 

だから、アメやニンジンでやる気を引き出す。

 

罰があると、罰から逃れようとする。

 

だから、ムチで、人を動かそうとする。

 

内発的動機は、自分がやりたいからやる。楽しいからやる。

そういった感じの動機です。

動機、モチベーションには、この2つの種類があるのではないか、ということです。

 

外発的動機が効かない

ただ、外発的動機は、アメやムチがなくならないとしても、慣れてくると効果がなくなってくるということ。

そして、量を増やしても、あまり効果が無い。

 

この本では、簡単に言ってしまえば、そんなことが書かれています。

 

モチベーション3.0の3つの要素

そこで、これまでのアメとムチのモチベーション2.0から、モチベーション3.0へと変わっていくと良いということが書かれています。

 

モチベーション3.0には、3つの要素があるということです。

自律性、熟達、目的。

 

これらがあると、自発的なモチベーションにつながりやすい。

自分の意思で、改善できて、目的がある。

簡単に言うと、こんなところでしょうか。

 

内発的動機と外発的動機、両方があると良さそう

内発的動機と外発的動機の両方あると良いのでしょう。

 

まずは、内発的動機で、自分がやりたいと思えるというのは大切だと思いました。

そして、それが、アメというか報酬につながっている。

そうなっていると、外発的動機ももちろんですが、内発的動機も強くなるでしょう。

 

やりたいからやっている。

これだけで、続けられる人はいいのですが、やはり成果が出ないと、続けるというのはむずかしいという面もあるでしょう。

 

目的とアメがあると良さそう

そう考えると、今の時代には、目的とアメがあると良さそうです。

なぜ、そのことをやるのか。

目的がないと、あまりやりたいとは思わないでしょう。

アメがないこと、成果が出ないことを続けるのはむずかしいでしょう。

 

目的がモチベーションに

『WHYから始めよ!』という本があります。

目的がわからなければ、方法はわからない『WHYから始めよ!』【書評・感想】

 

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う

 

なぜやるのかという理由から伝えようという話です。

目的がないと方法がわからないということもあるのですが、目的があるとやる気につながりやすい。

目的があることが、モチベーションになる。

そういうことなのだと思います。

目的を考えたいなら、こちらを読んでみると良いかもしれません。

 

目的とアメがあると良さそうだと、この『モチベーション3.0』を読んで、そんなことを考えました。

 

自分のやる気を持続させる。

その方法や考え方を知るのに良い本だと思います。

 

『モチベーション3.0』

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか