うまく時間を使って、目標を達成するにはどうしたら良いか?『実践するドラッカー[行動編]』
行動が大切。このところ、そんなことを考えています。
ということで、今日は、こちらの『実践するドラッカー[行動編]』を読みました。
ドラッカーの著作から、実践できるようにと書かれています。
この本は、とくに、行動についてまとめられています。
時間の活用
知識労働においては時間の活用と浪費の違いは成果と業績に直接現れる。
時間を活用したいですよね。
この本でも、そのためのドラッカーの考え方や方法を教えてくれています。
簡単なところでは、次のようなことがまずあるということです。
非生産的な活動を排除する
次にくる一歩は体系的な時間の管理である。時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、排除していくことである。
非生産的な活動をやめる。
まずここからということです。
成果を生み出さない活動をやめる。
やめれば時間ができます。
その時間を有効な活動に振り向けることができますね。
決定なくして明日はない
未来を築くために初めになすべきことは、明日何をなすかを決めることではなく、明日をつくるために今日何をなすかを決めることである。
ちょっとわかりにくいですね。
未来のために、今日何をするかを決めて、行う。
こういうことのようです。
決めないことには、やらないでしょう。
やらなければできませんから、未来を変えることもできない。
こういうことだと思います。
決めるのが苦手
私は、どうも決めるのが苦手です。
迷いがちです。
それでも、決めないことには、始めないでしょう。
決められるようになりたいところです。
計画が実現性を高める
いかなる知識といえども行動に転化しないかぎり無用の存在である。しかし行動の前には計画しなければならない。望むべき結果、予想される障害、必要となる修正、チェックポイント、時間管理上の意味合いを考えなければならない。
行動が大切。よく言われます。
ただ、その前に、計画をする必要があるということです。
やはりそうですよね。
決めたら、計画を考えて、そこから行動していく。
PDCAを回していく。
こういうことが大切ですね。
行動して目標を達成したい
行動して目標を達成したい。
そういう方が読まれると、一冊でわかりやすく読めて、実践にもつながる本だと思います。
バラバラの知識が一つにつながる感じがありました。
言われてみれば当たり前のようなことかもしれませんが、できていないとしたら、何かしらうまくいっていないところがある。
そういうことがわかる本でした。
目次
1 時間が成果を決める(時間は常に奪われる
使える時間を創造する ほか)
2 意思決定が未来をつくる(決定なくして明日はない
重要な決定に集中する ほか)
3 目標が成長を促す(目標は自ら管理する
認められたいという欲求 ほか)
4 計画が実現性を高める(計画が行動を呼ぶ
行動を具体的に決める ほか)
5 生涯を通して学ぶ(未来の自分に投資する
集中して学ぶ ほか)
時間、意思決定、目標、計画、学習。これらをまとめてわかるようになっています。
まずはここから読んで、実践していくと行動しやすいと思います。
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