『人間関係をしなやかにするたったひとつのルール』
今日は、こちらの『人間関係をしなやかにするたったひとつのルール はじめての選択理論』を読みました。
人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論
- 作者: 渡辺 奈都子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 6回
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人間関係を改善したい人に、参考になる本だと思います。
関係を破壊する「致命的な7つの習慣」
1 文句を言う
2 脅す
3 責める
4 罰を与える
5 批判する
6 褒美で釣る
7 ガミガミ言う
このようなことを習慣的に行っていると、他人との人間関係を破壊しやすいということです。
たしかに、こればかりだと人間関係は、あまりうまく作れないでしょう。
では、どういう習慣を身につけると良いか?
これについても、本書で書かれていますので、知りたい人は読んでみてください。
いきなり批判する人
ウェブを見ていると、いきなり批判する人がいます。
現実で会ったときには、初対面で批判するというのは、あまりしないでしょう。
仮に、相手に非があったとしても、言い方は考えると思います。
それは、マナーだからということもありますが、人間関係を作るつもりがあるということもあるでしょう。
関係を作ってから、言い方を考えて伝える。
批判が役に立つのは、こういう状況でしょう。
いきなり批判する人は、関係を作るつもりはないのだと思います。
関係がないのですから、批判されても、多くの人は変わりませんよね。
では、どうするか?
期待はリクエストとして伝える
関係を作った上で、批判するのではなく、こうしてほしいと伝える。
期待はリクエストとして伝える。
こういうことが、相手の行動などが変わる可能性につながるということです。
とは言え、必ず変わるとは限りません。
変わったら、いいなぐらいの気持ちで伝えると良いのでしょう。
自分を幸せにする秘訣についても書かれています
目次を見るとわかるのですが、この本では、人間関係だけではなく「自分を幸せにする秘訣」についても書かれています。
目次
【第1部 2つの島の物語】
第1章 人間関係を決めるたったひとつの違い
・ 異なる心理学を使う2つの島で
・ 人間関係の背後にある2つの心理学
第2章 外的コントロール島の悲劇
・ なぜ「期待」は「コントロール」に変わるのか?
・ 人間関係を破壊する外的コントロール心理学の3つの信条
・ なぜ「相手は私の言うことをきくはずだ」と錯覚するのか?
・ 人間関係を破壊する致命的な習慣とは?
第3章 選択理論アイランドの人間関係の秘訣
・ のびのびと穏やかな日常を過ごすための習慣とは?
・ 選択理論アイランドに移住するための条件とは?
・ ほめてあげれば人は動く……のか?
・ 結局、自分が我慢するしかない……のか?
【第2部 選択理論・超入門】
第4章 自分自身を上手にコントロールするために
・ 人の行動のメカニズム
・ 「怒り」も「落ち込み」も選択している
・ 〈落ち込み行動〉を選択するメリット
・ 怒りのはじまりとセルフコントロール
・ 怒りの習慣から脱出する方法
・ とっさに出る無意識の行動に対処するには?
・ 感情に支配されない自分になるために
第5章 もっと楽になる自分の生かし方
・あなたを駆り立てる遺伝子の正体とは?
<欲求のプロフィールチェックリスト>
・ 欲求の強弱でわかる「あなたが得意なこと&苦手なこと」
・ 〈上質世界〉自分だけの理想のアルバム
・ 欲求は満たさずにはいられない
第6章 より良い人間関係を築くために
・ 人間関係における3つのストレス
・ 快適な人間関係のレッスン1 リクエストの極意
・ 快適な人間関係のレッスン2 相手の〈上質世界〉に入る
・ 快適な人間関係のレッスン3 コントロールしない・されない関係
・ 快適な人間関係のレッスン4 相手の〈上質世界〉を傷つけない
・ 快適な人間関係のレッスン5 愚痴や不満で大切な関係を壊さない
・ 〈外的コントロール〉を手放すために
第7章 自分を幸せにする秘訣
・ 選択理論を実践するということ
・ 自分を変える三つの方法
・ それは、本当のストレス解消か?
・ 過去の犠牲者にならない選択
・ 他人や状況に振り回されない生き方
・ 自分の機嫌に責任を持つ
・ 世界に広がる選択理論
ということで、人間関係を改善したい方や自分を幸せにする秘訣を知りたい方が読まれると、参考になる本ですね。
『人間関係をしなやかにするたったひとつのルール』
人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論
- 作者: 渡辺 奈都子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 6回
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