怒りが人間関係と関係している『図解対人関係が一瞬で楽になる心の技術』
人間関係。
なかなかむずかしいですよね。
今日は、こちらの『図解対人関係が一瞬で楽になる心の技術』を読みました。
対人関係が楽になるような技術について書かれています。
図解なので、わかりやすかったです。
怒りを5%解消すると対人関係は改善する
毎日の怒りを5%でも減らすことができれば、これまで想像したことがないほど明るく過ごせるようになります。
心が少しでも明るくなると、その分だけ他人を許せるようになり、人間関係が少しだけスムーズに運ぶようになり、仕事やプライベートを充実させる余裕が生まれてきます。
怒りが対人関係をおかしなことにする。
だから、怒りを減らせると、対人関係は改善するということです。
たしかに、他人に怒れば、対人関係はおかしくなるかもしれませんが、ちょっとわかりにくいかもしれません。
怒りは、「私の言うことを聞いてほしい」「自分の思い通りに動いてほしい」という欲求が抑え切れなくなったときに爆発します。
他人を動かそうとしてうまくいかないと、怒る。
そして、人間関係、対人関係がおかしなことになるということです。
だから、怒りを減らせると良いということです。
しかし、怒りのコントロールや怒りを減らすというのは、簡単ではないのではないでしょうか。
どうすると良いのでしょうか?
人を怒らせる人は、「怒っている人」
「怒らせる人」は、同時に「怒っている人」で、不幸の渦中にいます。
「人を怒らせる人は、すごく孤独で、人を信じられなくて、ほんとに情けない気持ちで生きているんだ。この人は本当に苦しんでいるんだな」というところまで洞察が及ぶと、そうした人に対して、やたらカリカリすることはなくなります。
他人を怒らせる人は、「怒っている人」が多いということです。
イライラしている人がいると、こちらも何となくイライラがうつってきたりしますよね。
そういうことです。
不幸の渦中にいるかどうかはわかりませんが、怒っている人は、他人が自分の考え通りに行かないことに怒っていることが多いですよね。
そういう人には、思いどおりに行かないのだなと思って、あまり影響を受けないようにするのが良いということですね。
瞑想で怒りを減らしていく
怒りのコントロール法はさまざまありますが、もっとも普遍的なものとして私が勧めるのが「瞑想」です。
瞑想で、怒りの原因などに納得できれば、怒りを減らしていくことは可能ということです。
さまざまな「怒り」を消す方法も、すべては瞑想につながっているといっても過言ではありません。「心を見つめる」「深呼吸する」「念仏を唱える」といった方法は、瞑想の技法の一部を使ったものなのです。
瞑想で、怒りを減らしていけるということで、この本でも、瞑想法について書かれています。
怒りと人間関係
怒りが対人関係、人間関係に悪影響を与えている。
言われてみれば、そうだとわかりますが、意外と怒っている人は自分ではわかっていないというのがあるのではないでしょうか。
私は、あまり怒っている人には近づかないですね。
そういう人とは、いい人間関係を作るのはむずかしいでしょうから。
わたしは怒るということもあまりないというか、怒っても、物事や人間関係が改善するとはあまり思えないので、無駄なことをしている感じがしてしまいます。
楽しくもないので、あまり怒ることに意味は感じないところです。
『図解対人関係が一瞬で楽になる心の技術』
怒りについてを多く紹介してみましたが、タイプ別の対応などについても、この本には書かれています。
対人関係、人間関係をラクにしたい。
そんな人が読んでみると、参考になる本だと思います。