メールやSNSで失敗しないために『だから、読み手に伝わらない!』
メールやSNS、目の前に人がいないからでしょうか。
伝わらなかったり、失言をしてしまったりすることはありますよね。
このところ、コミュニケーションに興味があって、コミュニケーション関連の本を読んでいます。
今日はこちらの『だから、読み手に伝わらない!』を読んでみました。
だから、読み手に伝わらない! (もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)
- 作者: 山口拓朗
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2015/04/14
- メディア: 単行本
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目次
第1章 だから、伝わる文章のイロハ
第2章 実践文章コミュニケーション1
だから、仕事が捗るメールの勘所
第3章 実践文章コミュニケーション2
だから、モメないメールのコツ
第4章 実践文章コミュニケーション3
だから、わかりあえるSNSの文章技法
基本的なところを紹介します。
漢字だらけの文章は嫌われる
特に気をつけたいのが、漢字が多過ぎる文章です。パソコンでは文字変換が簡単にできるため、つい難しい漢字を使いがちです。しかし、漢字だらけの文章はストレスを感じやすいものです。
嫌われるかどうかはわかりませんが、相手が読めないとしたら、伝わらないということになってしまいます。
だから、漢字を減らして、ひらがなやカタカナを使うと良いということです。
これは、第1章の「伝わる文章のイロハ」ということですが、ちょっとしたことですが、こういうところも、伝わらない原因になりえるということです。
メールの見た目がダメだと伝わらない
いくら文章の内容に不備がなくても、見た目がゴチャゴチャしていると、読む気が失せてしまいます。「読むだけで疲れる」「内容が頭に入らない」という事態を招けば、それはもう立派に「伝わらない文章」の仲間入りです。
文字が詰め込んであるようなメールは、読みたくないと思われがちでしょう。
そうならないように、行を空ける、1文を短くするといった工夫が必要だということです。
文章は、上の漢字もそうですが、行を空けるなど、見た目も工夫しないと読みにくいものになってしまいます。
メールもそうでしょうから、読みやすさも考えたいですね。
SNSは「駅前広場」と考えよう
SNSや投稿やコメントすることは、駅前で演説をしているのと変わりません。あなたの声はマイクを通じて、多くの人が行き交う駅前広場全体に響いています。
おそらく、そんなイメージを持ってSNSを使っている人は少ないでしょう。しかし、これが現実です。
SNSは、友人とつながるものという感覚が強いからでしょうか。
ネガティブな投稿をしている人は、いますよね。
駅前だと思えば、そういう発言も変わるのではないでしょうか。
駅前で、誰かの悪口を言うのは、よほどのことでしょうし、そんなことをしている人は、ちょっと大丈夫なのかと思われますよね。
当然ですが、これは、ブログも同じようなものでしょう。
公開しているわけですから。
基本から技術へ
基本的なところを紹介してみました。
できていない人は、意外とこういうことはやっていなかったりするものだったりするでしょう。
このような心構えや基本ができたら、細かいところを知ってやっていくようにすると良いですよね。
この本では、他にも細かい文章の技術的な話も書かれています。
そのあたりも、こういう基本をわかったうえで、身に付けると、伝わる文章を書けるようになっていくのだろうと思いました。
だから、読み手に伝わらない! (もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)
- 作者: 山口拓朗
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2015/04/14
- メディア: 単行本
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