読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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『はずむ会話の7秒ルール』話の順番次第で伝わりやすさがまるで違う

会話がはずむ。

そんな会話ができると良いですよね。

この『はずむ会話の7秒ルール』では、とくに仕事での会話が進むようになる会話の仕方について書かれています。

はずむ会話の7秒ルール (アスキー新書 142)

はずむ会話の7秒ルール (アスキー新書 142)

 

 

7秒ルールのシンプルトークとはなにか?

シンプルトークは、文字通りシンプルな3つの原則でやり取りする、効果・効率に優れたコミュニケーション手法です。その3つの原則とは・・・・・・、

 

原則1 短くミニマムに話して(自分→相手)、ミニマムに聞く(相手→自分)

原則2 やり取りによって、仕事を次のステップに進める

原則3 頻繁に、短くやり取りする

 

これだけです。

なるべく短くわかりやすい言い方で、伝え合う。

こうすると、伝わりやすい。

ということで、この本では、7秒という短い時間で伝えるという、こういう話し方について書かれています。

 

話の順番次第で伝わりやすさがまるで違う

原則として、

1、相手に、あなたの話をきちんと聞こうと意識させる情報

2、なにを求めているかを理解させる情報

3、アクションするために必要な情報

の順に伝えるのが、相手にとって最も理解しやすく、最低限の情報で行動を起こしやすい話の流れといえます。

 興味をひいて、こちらが何を求めているかを伝えて、行動できるようにする。

 

こういう話し方をすると、伝わりやすさが変わってくるということです。

たしかに、 この順番で伝えると、聞いてもらいやすく、行動につながりやすそうです。

 

逆に考えて、3、2、1という順番で話すとすると、イマイチよくわからない話になってしまうでしょう。

話の順番で、伝わりやすさが変わる。

これがよくわかります。

 

「自分の」ではなく「相手にとっての」結論から話す

このときの「結論」は、「自分の言いたいこと」ではなく、「相手の聞きたいこと」です。つまり、相手の結論から話しはじめる、ということ。

自分が言いたいことから話すのではなく、相手が聞きたいことから話す。

 

これが基本とのこと。

たしかに、これも、相手の興味を引くことができるでしょうから、そうでしょう。

興味を引けないと、聞きたくない、聞いていないということが起こって、なかなか伝わらないということになってしまいます。

だから、まず、相手にとって聞きたい結論から話しはじめる。

そうすると良いというわけです。

 

ただ、できているかというと、なかなかむずかしいところではないでしょうか。

そして、実践するのも、意外とむずかしいと思います。

なぜなら、自分が話したいように話したいと思うものでしょうから。

そして、何より相手が知りたいことを考えてわかるというのは、むずかしいですから。

それでも意識すると変わると思うので、意識したいところですね。

 

はずむ会話?

自分が7秒くらいで話せるように、短く話をやりとりすることで、会話がはずむ。

というか、伝わりやすくなるの、相手に動いてもらいやすくなる。

 

この本では、そういったことが書かれています。

 

タイトルからすると、日常会話のことが書かれているように思われるかもしれませんが、そうではなく、仕事での会話の話です。

 

仕事での会話ではなく、日常会話で、はずむ会話にしたいなら、こちらの本が参考になるでしょう。

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効率的・効果的な会話

そして、この本『はずむ会話の7秒ルール』では、トーク例が紹介されています。

それを読むと、なるほどともっとわかりやすいです。

この記事では、トーク例は、あえて書きませんが、伝わりやすい会話をしたい。

効率的・効果的な仕事の会話をしたい。

そういう方が読んでみると、こう伝えると良いのか、ということがわかってくると思います。