成功する練習とは?『成功する練習の法則』
練習や訓練。
本番などでうまくいくために大切です。
成功するためには、必要なことでしょう。
では、どう練習などすると良いのでしょうか。
今日は、こちらの『成功する練習の法則』を読みました。
成功する練習をするための考え方などが書かれています。
気になったところを紹介します。
本物の練習
必要なのは「練習」だーーたんなるくり返しではなく、本物の「練習」。マイケル・ジョーダンは言った。「1日8時間シュートの練習はできる。でもやり方がまちがっていたら、まちがったシュートがうまくなるだけだ」。
まちがったことを繰り返すと、まちがったことを覚えてしまう。
そういうことです。
練習の量をこなすのは必要なことかもしれません。
ただ、うまくできるような練習をしないと、うまくはならないということです。
批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
これまで指摘してきたとおり、練習はさまざまな場合での反復を通して、脳に習慣を刻み込むためのものである。本番でとる行動は練習でやってきたことにほかならない。だから、たんにまちがっていると伝える「批評」はあまり役に立たない。正しくやり直す「修正」だけが、成功のための訓練になるのだ。
まちがっていると伝える批評はほとんど役に立たないです。
何が良いか。
これを伝えないことには、相手には間違っているということがわかるだけです。
間違っているとわかるだけでは、修正の機会にはなるでしょうけれど、成功はしません。
問題ではなく解決策を説明する
やるべきでないことを伝える「やるな」から、成功する方法を伝える「やるべき」のことばに移行しよう。
解決策を説明する。
これが、教えるときに必要ということです。
練習においても、何をしたら良いか。これを伝えることでしょう。
成功する練習とは?
では、実際の成功する練習とは、どういうことでしょうか。
あまり具体的なことは、この本では書かれていません。
ただ、その考え方、練習方法の基本はわかるでしょう。
たとえば、うまくいく手本を示して、まねをさせる。
こういったことです。
このあたりをわかったうえで、練習すると、うまくいきやすい。
わかったうえで、練習を行いたいですね。
目次
序 章 結果を出すための練習とは
第1章 練習の思い込みを見直そう
第2章 どんな練習にするか考えよう
第3章 手本を活用しよう
第4章 フィードバックしよう
第5章 練習できる組織を作ろう
第6章 練習は終わらない