読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

読書日記、本の紹介。その他、考えたことを書いています

follow us in feedly

「疲れたときには甘い物」で疲労感は倍増する『心療内科に行く前に食事を変えなさい』

食事は、大切だなと、このところ感じています。

自分の体に入れる食べ物で、体が変わってくると感じるからです。

そして、体が変わると、心も変わってくる。

このところ、食事や体、心が気になっています。

ということで、今日はこちらの『心療内科に行く前に食事を変えなさい』を読みました。

 

心療内科に行く前に食事を変えなさい

心療内科に行く前に食事を変えなさい

 

食べ物と脳の関係がわかります。

 

「脳の栄養」が足りないから「バッテリー切れ」になる

心の病気までもいかなくても、なぜか元気が出ない、何をやっても気分が晴れないといった症状は、脳内の神経伝達物質が足りなくなってきているというサインです。

脳のバッテリー残量を示すカラータイマーが、チカチカと点滅を始めているのです。

脳に必要な栄養素をチャージしなければ、いつバッテリーが切れて、動けなくなっても不思議ではありません。

脳のエネルギー不足。

これが原因で、心の元気がなくなる。

こういうことがあるということです。

 

だから、脳にエネルギーを入れる。

必要なエネルギーを摂れるようにする。

食事を変えると良いということです。

 

やる気が出ない「ビタミンB群不足タイプ」

いくつかのタイプが紹介されていて、その1つとして、「ビタミンB群不足タイプ」を紹介します。

3大栄養素のタンパク質、糖質、脂質をエネルギーとして活用できる形に変えるには、ビタミンB群の働きが不可欠。糖質過多の食生活を送っていると、慢性的にビタミンB群が不足しやすくなります。

また、脳の神経伝達物質の産出にも関わるため、ビタミンB群が不足すると、やる気や集中力の低下を招きます。

ビタミンB群が不足すると、やる気や集中力の低下につながるそうです。

 

最近、やる気が出ない。

こんなときは、ビタミンBが不足しているのかもしれません。

 

だとしたら、ビタミンB群を摂りたいですよね。

ビタミンB群を摂るための食事も紹介されています。

 

「疲れたときには甘い物」で疲労感は倍増する

甘いものでは一時的。

セロトニンが足りない状態が長引けば、イライラしたり怒りっぽくなったり、不安が渦巻いたり、疲労感が慢性的となり、うつ病へと進行する可能性もあります。いただきもののおまんじゅうをつまんだり、甘い缶コーヒーを飲んだりしながら仕事をしても、能率が上がらず残業が増えるだけなのです。

甘いもので一時的に、セロトニンを出せるようになっても、出し続けるための材料が不足すると出せなくなって、疲労感が出てしまう。

仕事中や家事の合間などに「疲れたな」と感じたら、食べるのは甘い物ではなく、セロトニンの原料となるアミノ酸です。

甘いモノではなく、アミノ酸を摂ることができるものを食べると良いということです。

ナッツやチーズ、牛乳などだそうです。

 

疲れたら、甘いもの。そう思っていました。

今後は、チーズやナッツにしてようと思います。

 

心療内科に行く前に食事を変えなさい』

心療内科に行く前に食事を変えなさい

心療内科に行く前に食事を変えなさい

 

 

心の状態別のタイプに不足している栄養が紹介されていて、それらを摂るための食事も紹介されています。

この記事で紹介したのは、やる気などだけですが、他にも紹介されています。

 

心の状態を変えるために、食事を変える。

脳に入ってくる栄養が変われば、心の状態も変わる。

こういうことがこの本でわかりました。

 

おそらくそうだろうなと、なんとなく思っていました。

インプットが変わると、アウトプット・結果が変わる。

脳も体の器官です。

栄養が足りなくなれば、調子が悪くなってあたりまえですよね。

自分の脳に必要な栄養を摂りたいものですね。

関連記事