『相手が“期待以上"に動いてくれる!リーダーのコミュニケーションの教科書』
コミュニケーションについてこのところ学びたい、考えたいと思っています。
人間関係と関係しているから、気になっています。
また、仕事でも、コミュニケーションが円滑だと仕事がスムーズに進むでしょう。
今日は、こちらの『相手が“期待以上"に動いてくれる!リーダーのコミュニケーションの教科書』を読みました。
相手が“期待以上"に動いてくれる! リーダーのコミュニケーションの教科書 (DO BOOKS)
- 作者: 沖本るり子
- 出版社/メーカー: 同文館出版
- 発売日: 2014/06/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次
PART1 “できない部下"を“できる部下"に変える「リーダー」力
PART2 部下のやる気を育てる「観る」力
PART3 部下にきちんと伝わる「話す」力
PART4 部下が本音を話してくれる「聴く」力
PART5 自ら考える部下に育つ「質問」力
PART6 部下の行動力を高める「巻き込む」力
PART7 “期待以上"の成果を出す「職場改善」力
観る力、話す力、聴く力、質問力、巻き込む力など、リーダーに必要なコミュニケーションについて書かれています。
いくつか印象に残ったことを紹介します。
「タイトル」を事前に伝える
一言一言、何について語るのかを事前に伝えることで、相手は聴く心構えができ、話をひもづけながら聴くので、より理解しやすくなるのです。
言ったのに相手が聞いていない。
そういうことはありますよね。
それは相手が、注意して聞いていないことがあるから起こりやすいということです。
だから、これから何を言うのかを、事前に伝える。
タイトルでまず伝えて、そして内容も伝える。
こうすることで、聞く姿勢ができて、聞いていないということが減るというわけです。
「あなたはどうしたい?」
「あなたはどうしたい?」と
「未来質問」で、意識を未来に持っていきます。「未来質問」は、相手の可能性を引き出します。何かを解決していくための質問でもあるので、別名「解決質問」とも言います。
あなたは、どうしたい?と部下に聞くと、未来に思考を持って行きやすい。
相手の主体性も引き出しやすいでしょう。
相手が動いてくれるようになりやすいということです。
自分で考えて動くことが大切と言われますが、部下の立場だと、勝手に考えてやって良いのか迷ったりもしてしまうというところがあります。
こうやって、質問してくれると、部下としては上司とコミュニケーションをしやすいですよね。
部下を巻き込む言葉
他にも、部下を巻き込むための言葉なども紹介されています。
リーダーに必要な言葉や質問が紹介されているので、こういった言葉を知っておくと、リーダーとしてのコミュニケーションができるようになると思いました。
そして、リーダー以外でも、仕事の上でのコミュニケーション力を高めるための考え方も知ることができます。
コミュニケーションはむずかしいけれども
コミュニケーションは、相手によったり、状況によったりするので、むずかしいです。
しかし、ある程度までは技術のところもあると思います。
この本などで、言葉や質問のようなフレーズを知って、覚えておければ、対応の際に、対応できる可能性が高くなるでしょう。
ということで、仕事上のコミュニケーションを改善したい。そういう人が、『相手が“期待以上"に動いてくれる!リーダーのコミュニケーションの教科書』を読むと、参考になると思いました。
相手が“期待以上"に動いてくれる! リーダーのコミュニケーションの教科書 (DO BOOKS)
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