『自分は自分で変えられる』不安や恐れから自由になるヒント - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

自分を変えたい。

そういうときにどうすると良いのか。

こちらの本『自分は自分で変えられる』は、そんなことを考えるのに参考になります。

セルフ・コーチングということで、自分でコーチの技術を使って、理想の自分を目指すということが書かれています。

まず、あなたの中の「未完了」を「完了」することから始めましょう。些細な気がかりで人は動けなくなっていきます。行動が鈍ります。ましてや、小さな気がかりが束になって残っているとしたらどうでしょう。気持ちが占拠されてしまいます。

未完了のこと完了させる。

GTDで頭の中にあることを書き出すというものがあります。

これと同じで、自分がやろうと思っていることを、どんどん書き出してやると良いということです。

たしかに、終わっていないと、気になって、そのことに時間やエネルギーが取られるというのはありますね。

あなたの不安をあおる「これから予想される歓迎しない出来事」は、あくまでも「予想」であって「目の前にある現実」ではありません。

不安と現実。

これがイコールではない、ということはあるでしょう。

不安はたいてい未来のことです。

必ずそうなるとは限りません。

仮に悪くなる可能性が高いのであれば、良くなるようにすれば良いでしょう。

そうやって行動してもダメなら、どうしようもないことです。

人間ですから不安を感じるのはあると思いますが、不安を大きくしないというのは大切だなと思いました。

自分で自分を変える技術。

そういうことに興味がある人が読むと、ヒントが得られる本だと思いました。

自分を変えたいけれども、変えられない。

そういうことは、ありますよね。

方法を知ることで、変えやすくなるというのはあると思います。