『知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法』
インプット力、アウトプット力をアップさせたい。
このところ、そんなことを考えています。
ということで、今日は、『知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法』を読みました。
知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法
- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 161回
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読む、考える、書く技術が、50個書かれています。
知的生産力とは、情報を換金するということ
情報を活用する、というのは、自分の人生をより満足度の高いものにする、ということですが、そのひとつが「お金に換える」ということです。
なぜなら、どの世界も、人がお金を払いたいものこそが「価値」があり、価値を生み出し社会に貢献することは、経済活動の根幹だからです。
情報を活用してお金に換える。
そういう力が、知的生産力ということだそうです。
人の役に立つコンテンツを生み出すことで、お金は集まる。
そういう力を、知的生産力と言うということです。
インプットはアウトプットが決める
書いて書いて、話して話して、アウトプットを増やせば、コンテンツがなくなるどころか、ますますインプットが増えて、ますますコンテンツも多種多彩になります。
インプットとアウトプットの関係は、呼吸のようなものです。大量のアウトプットをすれば、大量のインプットにつながります。
アウトプットをすると、インプットしようとする。
だから、さらにアウトプットも増える。
インプットとアウトプットは、相関関係にある。
普通、アウトプットはインプットが決めるというのがあります。
入ってきたものが、出て行くものを決める。
出て行くものを決めると、インプットが決まるということも言えるのかもしれません。
どちらにしても、両輪だと思うので、インプットもアウトプットもしていきたいところです。
「そうそう、へえー」の法則
文章を書くうえで大切なのは、技術の問題よりも、おもしろいかどうかです。おもしろい本は、読者が共感することと、今までにない新しいことがうまくミックスされています。
共感することを書きつつ、今までにない新しいことを言う。
「そうそう、へえー」と思ってもらえると、おもしろいと思って読んでもらえるということです。
たしかに新しさや意外性がないと、途中で飽きてしまうというのはありそうです。
こちらの『アウトプットのスイッチ』でも、親近感と新しさが大切といったことが書かれていました。
共感してもらいつつ、意外性や新規性もある。
そんな文章が、読んでおもしろいと思ってもらえるのでしょう。
ブログの文章の場合
ブログの文章の場合は、こういうことが大きそうですよね。
本当かどうかよりも、おもしろいかどうか。
これがないと、なかなか読んでもらえない。
おもしろくなくても読む。そういう人もいると思いますが、多数ではないでしょう。
たくさんの人に読んでもらいたいなら、おもしろいものを書く。
そして、おもしろいというのは、共感と新しさ。
だから、「そうそう、へえー」ということです。
「読む・考える・書く」技術
ここでは、この本の中から、3つほど紹介しました。
あと、47個ぐらいあるはずです。
ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー
- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2009/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらの『お金を稼ぐ読書術』とあわせて読んでみると、インプットとアウトプットのセットになって、 知的生産力やインプット力、アウトプット力が高まると思います。
どちらの本も読んで、実践したい本ですね。
目次
プロローグ 知的生産力を鍛えよう!
第1章 コンテンツを生み出す5つの技術―発想の方程式・情報編集術・発想術・観察力・読書術
第2章 アウトプット力を高める方法
第3章 書く環境を整備する
第4章 出版があなたの世界を変える!
おわりに つらいことも苦しいこともすべてネタになる